三重大学医学部附属病院乳腺センター   本文へジャンプ

 

3.放射線治療


放射線とは光の仲間の電磁波や光速の粒子のことをいい、自然の日光にも含まれています。放射線は生体を透過するため、X線写真のように体の内部を見て、病気を発見する方法に使われてきました。

この放射線を高いレベルで用いるとこのエネルギーで腫瘍などの治療に利用でき、これが放射線治療と呼ばれます。

放射線治療は手術後に残っている可能性のあるがん細胞を根絶するために使われることがあります(術後照射)。

乳がんの場合、術後照射によって再発の可能性を低減することができます。また、腫瘍を小さくする目的で手術前に用いたり(術前照射)、抗がん剤といっしょに放射線照射が行われることもあります(化学放射線治療)。



乳房温存手術後
 
  残存乳房への放射線照射を行います。(計25〜30回)

腋窩リンパ節転移が多い(4個以上)・腫瘍径が大きい(5cm以上)など
 
  胸壁や鎖骨上などのリンパ節への放射線を行う可能性があります。
 

副作用
 
基本的には照射部位に限局しますが、全身的には全身倦怠感・食欲不振・悪心などがおこることもあります。局所的には照射部位の皮膚に皮膚炎、食道や胃が照射部位に含まれると胸焼け・嚥下困難、肺が照射部位に含まれると放射線肺炎がまれにおこることがあります。

詳しくは治療前に放射線科医におたずね下さい。



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