三重大学医学部附属病院乳腺センター   本文へジャンプ
乳がんについて


乳がんは毎年少しずつ増えており、現在、日本人女性の最もかかりやすいがんです。

大人の女性の乳房は、乳腺が乳頭を中心に放射状に並んでいます。それぞれの乳腺は小葉に分かれ、小葉は乳管という管でつながっています。

乳がんの約90%はこの乳管から発生し、乳管がんと呼ばれます。
小葉から発生する乳がんは約5〜10%あり、小葉がんと呼ばれます。

乳がんの増殖が乳管内や小葉内にとどまっているものを非浸潤がんといい、一般に非浸潤がんの時点では転移はおこさないと考えられています。乳管外や小葉外にがんが浸潤すると浸潤がんと呼ばれ、転移をおこす可能性が出てきます。

病期:がんの拡がりの程度を病期といい、次のように分類します。

0 期 非浸潤がんの状態で、極めて早期の乳がんです。
T期 しこりの大きさが2cm以下で、わきのリンパ節には転移していない段階です。
UA期 しこりの大きさが2cm以下で、腋窩リンパ節への転移が疑われる状態、または腋窩リンパ節への転移がなく、がんの大きさが2〜5cmである状態です。
UB期 しこりの大きさが2〜5cmで、腋窩リンパ節への転移が疑われる状態、または腋窩リンパ節への転移がなく、がんの大きさが5cmをこえる状態です。
VA期 しこりの大きさが5cm以上で、腋窩リンパ節への転移が疑われる状態、またはしこりの大きさにかかわらす、腋窩リンパ節に転移があり、しかもリンパ節がお互いがっちりと固まっていたり周辺の組織に固定している状態です。
VB期 しこりが肋骨や胸筋にがっちりと固定しているか、皮膚にしこりが顔を出したり皮膚が崩れたり皮膚がむくんでいるような状態、またはしこりの状態にかかわらず、胸骨傍のリンパ節に転移がある状態です。
W期 遠隔臓器に転移している場合です。
                      
                       VB期とW期をあわせて進行乳がんと呼びます


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