新しくなった法医剖検室(2007. 1〜)

三重大学大学院医学系研究科法医法科学分野では、以下の研究を行っています.

(1)分子病態学的手法(Real-time PCR法、Microarray)による
    各種法医学的侵襲に対する生体の反応

   ・覚醒剤摂取時における突然死のメカニズム
   ・脂肪肝における薬物代謝の変化
   ・急性肺障害の病態生理

(2)陳旧水中死体の入水時期・場所推定のための
    伊勢湾および三重県沿岸の珪藻類の分布・変動

(3)DNA鑑定の基礎となる陳旧・微量試料からの
    DNA多型検出法の開発


法医学実務として、
 三重県下の司法解剖・承諾解剖(解剖数:2007年79件、2008年108件)を行っています.