【研究について】

 全国的に異状死体数は増加傾向にあり、三重県では近年約2000体を越えました。当分野は県内唯一の法医学教室として三重県全域の法医解剖を担当しています(2010年127件)。正確な死因を判断することは医師に課せられた最後の義務であることから、正確な死因判断、個人識別を通じて死者の人権を守り、社会に貢献することを目標としています。そのために、正確な死因判断を行うための診断法の開発や、死亡に至る機序の解明を目的として、分子病態学的手法を用いて研究しています。
 

【教育について】

 法医学を専門とする医師の養成を第一に考えますが、日常診療で関わるであろう異状死体の取扱(検案および解剖)や死亡診断書(死体検案書)の記載法など、医師として知っておくべき法医学的知識の習得を目標としています。
 なお、検案・行政解剖は大阪府監察医事務所での見学・実習が可能です(事前に当分野への問い合わせが必要)。