【研究について】

 全国的に異状死の届出数は増加傾向にあり、三重県における異状死の届出は、2017年には2,500体を越えました。当教室は三重県内唯一の法医学教室として、三重県全域の法医解剖を担当しています(2017年162件)。正確な死因を診断することは医師に課せられた義務であり、正確な死因の診断、死亡時近傍の状況の解明を行うことにより、死者の人権を守り、社会に貢献することを目標としています。
 そのため、正確な死因診断を行うための検査法の開発や、死亡に至る機序の解明を目的として、分子病態学的手法を用いて研究しています。

【教育について】

 法医学を専門とする医師の養成を第一に考えてはいますが、日常診療において遭遇する異状死の取扱(死後診察および死体検案)や死亡診断書(死体検案書)の記載法など、医師として知っておくべき法医学的知識の習得を目標としています。
 なお、三重大学における法医解剖(死体検案、司法解剖、新法解剖や承諾解剖)や大阪府監察医における死体検案や行政解剖の見学や実習が可能です。お気軽に当分野までお問い合わせください。