【研究内容】
 当教室はがんに対する免疫的治療法の開発研究を目的としてニューヨークの財団法人Cancer Research Institute Inc.により設置された。
 がんに対する免疫反応におけるキラーT細胞およびヘルパーT細胞の重要性が明らかになる中で,当教室では,疎水化多糖ナノパーティクルと大腸菌組み換えがん抗原蛋白の複合体による新しいがんワクチンを開発し,これら2種類のT細胞を活性化することを目指している。これらのワクチンの臨床試験を行うと共に,新しいDNAワクチンの開発の基礎研究を進めている
 1.がん細胞に反応するリンパ球の機能解析及び標的抗原の同定
 2.新しいDNAワクチン開発のための基礎的研究
 3.基礎的研究の成果を臨床試験に持っていくいわゆるトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)の実践
 4.がんワクチン療法の臨床研究
【指導内容】
 上記の研究内容に関連した遺伝子操作技術(遺伝子の単離,遺伝子配列の解析,発現プラスミドの作成),T細胞を中心とした免疫応答の細胞生物学的解析技術,臨床試験の実施方法論などの実験実習を通して,腫瘍遺伝子細胞治療学の概念,研究,臨床を総括的に指導する。