【研究内容】
 患者の行動を変えることによって患者の健康がどのように変化するか,また,医師の行動を変えることによって,患者満足度,QOL,服薬コンプライアンス,そして血圧等の健康がどのように変わるかを,多角的に調査している。質的研究や量的研究の両方の手法をふんだんに使用する研究である。これまでの大学院生は,医師のみならず,文化人類学などの文系出身者,工学部出身者,またコメディカルなど多彩である。これまで以下のような研究がされている。
(1)医師が患者中心の医療を行うことによって患者満足度,服薬コンプライアンス,そして血圧等の健康アウトカムがどれほど変化するかを調査中(文科省科研費事業)
(2)様々な医療面接技法が身体的・精神的情報の流れや患者満足度に与える影響を調査中(文科省科研費事業,厚労省科研費事業,その他の研究費)
(3)非精神科医が精神疾患を持つ患者を見逃してしまう原因とそれに対する対策を,質的,量的手法を使用して調査(厚労省科研費事業)
(4)世界の家庭医療の分野で行われている研究内容を質的,量的手法によって調査(学会研究補助金事業)
(5医療の質を患者満足度の関連についての研究(厚労省科研費事業)
(6)医師のプロフェッショナリズムと患者満足度の関連についての研究(文科省科研費事業)
(7)患者満足度,患者中心性,プロフェッショナリズム度,または医療の質を測定するための調査票の開発(質問票の妥当性と信頼性の検証を含む)
(8)患者が医療機関にかかる際の解釈モデルに関する研究


【指導内容】
 行動科学研究や患者立脚アウトカム研究の概説,疫学的研究の概説,質的研究の概説,質問票の妥当性や信頼性についての概説;リサーチクエスチョンの立案,研究プロトコールの書き方,量的データ分析方法,質的研究の方法,学会発表や論文作成の指導,研究費獲得の方法,その他