【研究内容】
1.機能性中枢神経系疾患の分子病態解析(統合失調症・感情障害・痙攣性障害・パニック障害・睡眠障害)
2.向精神薬の薬力学的解析(抗精神病薬・情動安定化薬・抗うつ薬・抗てんかん薬・睡眠障害治療薬)
3.精神生理学的研究(精神疾患の感覚・認知機能の解析)
これら3テーマを中心に,精神疾患の責任遺伝子を同定し同定された責任遺伝子を導入した遺伝子改変モデル動物の情報伝達系機能変異を,精神薬理学,神経化学,神経生理学,分子生物学,細胞生物学的研究手法を駆使し,最終的には分子病態を明らかにし,低分子化合物を用いた発症予防・恨治的治療法の開発を試みる。
【指導内容】
臨床研究:
 1)症候学的分類に従った症例の抽出を行い,精神生理学的解析(EEG・NIRS)による機能評価。
 2)症候学的分類に従った症例の抽出を行い,マイクロアレイを用いたゲノム解析(連鎖解析・関連解析)で責任遺伝子・感受性遺伝子を解析する。
基礎研究:
 1)臨床研究で明らかになった責任遺伝子・感受性遺伝子による機能変異を,培養細胞への強制発現系実験系を用いたスクリーニングする。
 2)臨床研究で明らかになった責任遺伝子・感受性遺伝子を導入した遺伝子改変モデル動物(ノックインマウス・トランスジェニックラット)を作出し,in vivo実験による病態解明を試みる。
 3)バイオインフォマティクス的解析法を導入し明らかとなった分子病態に従った,ゲノム創薬を推進する。