重大学消化器内科学講座M-GENEの誕生
三重大学医学部では医学部講座再編についての議論が積み重ねられてきました。三重県で唯一の医育機関である三重大学医学部には消化器内科学講座が必要であり、独立した講座として「消化器内科学講座」が誕生しました。新生「三重大学医学部消化器内科学講座」、私たちは期待と親しみを込めてMie University Gastroenterology for New Era--- M-GENEという愛称をつけました。
化器内科学を専門とする主任教授が責任を持つ指導体制とキャリアパス支援
M-GENEは三重県における消化器病学、肝臓学の医育機関の唯一の代表として、教育、研究、人材養成、診療に中心的役割を果たすことが要請されています。消化器内科学を専門とする教授 竹井謙之が全責任を持ってその任にあたります。
MUGICとの連携
三重県の消化器内科診療に関しては旧第一、第二、第三内科の旧内科学系講座が分担して地域の病院を支えてきた歴史があります。このような経緯から、三重大学附属病院には消化器・肝臓内科に消化器病学を専門とするスタッフが結集しています。MUGICという愛称のもと、消化器内科学の専門家が揃い、光学医療診療部とも密に連繋して疾患の早期診断・治療に取り組んでいます。さまざまなサブスペシャルティ、組織文化的背景をもつ個性の集団のひとりひとりに、志を一とする求心力が働いたことも、消化器内科学講座M-GENE創建への大きな原動力となりました。
化管、肝臓、胆膵系、消化器内科学の全領域をカバーして
最新の診療・研究・教育を行っています。

M-GENEの実績と展望
消化器病学のすべての領域をカバーするエキスパートが集結

M-GENEには上部・下部消化管(小腸含む)、肝臓、胆嚢、膵臓など消化器病学のすべての領域をカバーする専門家が集結しています。
M-GENEのメンバー
名前 専門領域と得意分野 メッセージ
竹井 謙之    
長谷川 浩司    
岩佐 元雄    
小林 由直    
堀木 紀行    
藤田 尚己    
井上 宏之    
葛原 正樹    
江口 暁子    
田中 秀明    
中村 美咲    
杉本 龍亮    
吉川 恭子    
原田 哲朗    
作野 隆    
十時 利明    
三浦 広嗣    
奥瀬 博亮    
     
栗田 圭子 秘書  
小市 晴子 秘書  
山本 亜季子 秘書  
若林 真澄 秘書  
天白 美奈 研究助手  
先端の情報、技術、スキル、臨床治験にアクセスできる環境です。

臨床試験を実施する県下唯一の機関

三重県で委託・実施された消化器・肝臓内科領域の臨床試験はすべてM-GENEが担当しています。
国際共同治験にも多く参加しており、最先端の治療学とエビデンス創出が体験できます。
治験主任医師は竹井謙之、岩佐元雄、堀木紀行が務めています。

・C型慢性肝炎に対する経口治療薬(治験責任医師:竹井)
・肝癌の新規治療薬(竹井)
・非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に対する本邦初の治療薬(竹井)
・肝性脳症に対する新規治療薬(岩佐)
・慢性肝疾患に対する血小板増加薬(竹井)
・炎症性腸疾患に対する生物製剤(堀木)
など多数の新規薬物の治験を行っています。
内、海外での研修・研究の機会が豊富です。
若い消化器内科医のキャリアパス形成を支援するため、多様で良質の機会を提供しようと思います。M-GENEはもちろん最高の研修の場です。さらに県下の中核病院群とは密接な関連を持ちいつでも研修が可能です。加えて三重県外の先進的な医療機関で研鑽を積む機会も提供できることになりました。
重県における消化器内科学の診療、研究、教育、情報発信の中枢
たとえば三重県内の肝臓学会評議員の75%が所属し、2012年秋に開催されたJDDWでは主題発表の83%、2013年AASLDでは5題の主題すべてがM-GENEからのものでした。
→三重県におけるM-GENEのシェア
消化器病学会財団評議員:内科系1/1
消化器病学会 学会評議員:
消化器病学会指導医:
肝臓学会評議員:75% (3/4)
肝臓学会指導医:36% (4/11)
消化器内視鏡学会指導医:
JDDW2012主題発表:83% (5/6)
消化器病学会総会の主題演題はすべてM-GENE
消化器領域における治験はすべてM-GENEが担当
しい専門医システムに対応
M-GENEは述べてきたように、小腸含む全消化管、肝臓、胆膵系の全領域を網羅する診療、研究、教育体制と医療機器を含むハードウエアの構築ができています。
内科学会および消化器病学会はじめ消化器領域の学会専門医は新しいシステムと評価法が採用されます。上下部消化管、胆膵、肝臓すべての臓器に関する実質的なスキルの研修の要件化、それをコンペテンシーとして具体的に評価するなど、新しい専門医システムの厳しい要件を満たす医療機関は極めて限られてくると思われます。三重県で最高レベルの研修が行える施設、それがM-GENEです。
若い消化器内科医のキャリアパス形成を支援するため、多様で良質の機会を提供しようと思います。M-GENEはもちろん最高の研修の場です。さらに県下の中核病院群とは密接な関連を持ちいつでも研修が可能です。加えて三重県外の先進的な医療機関で研鑽を積む機会も提供できることになりました。
M-GENE:三重大学消化器内科学講座からのメッセージ
消化器内科学は大きな変革期に入りつつあります。それは消化管・肝・膵を機軸とする臓器機能連関が、外界からの情報を生体機能に有用なかたちで認識・制御を行っており、その機能障害は代謝の変調や免疫系の撹乱を介して、糖尿病・高脂血症などの代謝疾患、高血圧、動脈硬化と密接に関わることが明らかとなってきたからであり、消化器内科学が扱う領域は拡大していくと考えられます。消化器・肝臓機能軸からみた生活習慣病の制御という新しい概念を診療・研究の第一線に導入し、低侵襲診断・治療学の推進をもうひとつの柱として、時代を先導する消化器内科を創ることが私たちの夢です。
私たちの使命は次代を担う消化器内科医を多数育てること。若い医師が希望とモチベーションを持って、専門的知識の習得と技術の研鑽に励めるシステムの整備を進めています。また、臨床から基礎研究へ、また基礎研究を臨床へ展開させるためのトランスレーショナルな能力を持った人材を養成したいと考えます。臨床的観察から得られた現象を洞察し、新しい仮説をたて、バイアスを可能な限り排した研究手段により、高い価値を持つエビデンスを世界に発信することが目標です。臨床・研究・教育の3要素、いずれの面からも魅力ある組織において、教授以下全スタッフが汗を流し、愛情ある指導を実践したいと思います。
M-GENEに参加する先生方が増えています。

三重県下、東京や大阪などで前期・後期研修を修了した若い医師が
今年から続々M-GENEのメンバーとして研鑽を開始、もしくはその予定です。
三重県で消化器内科医を志望する先生方、ぜひM-GENEを訪問してください。

M-GENE:見学では

たとえば:
・キャリアパス支援が実際どのように行われるのか?
・M-GENEでの勤務・研鑽の実際(予想外にいい収入、2週間の夏休みなど!)
・どのような病院で将来働けるのか?:関連病院情報
・「入局」という旧来のイメージがまだあるのか(NOです)
・先端医療機関での研鑽・海外留学をしたいのだが…

見学を希望される際には事前にメールにて予約を取ってください。可能な限り要望にお応えします
担当 岩佐元雄:m-gene@clin.medic.mie-u.ac.jp

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