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当教室のご紹介

外来案内

受付時間

初診
8:30~12:00

再診
8:30~17:00(要予約)

休診日 消化管外科
火・木・土・日・祝
ほか,年末年始
小児外科
水・金・土・日・祝
ほか,年末年始

受診予約・お問い合わせ

診療案内係:059-232-1111(内線5206)

時間外:059-232-1111(5233)

住所

〒514-8507
三重県津市江戸橋2丁目174

ごあいさつ

 近年,消化器外科領域は大きく進歩しています.患者は治療を選択できる時代となり,外科医に求められるものは多岐にわたっています。インターネットの普及により,誰でも手軽に医療情報を得ることができるようになった一方で,あふれる医療情報ソースの中で患者個々に必要な情報を探すことが難しくなっています。いわゆる「医療難民」という言葉も生まれ,社会問題となっています。今回のホームページ更新にあたり,各消化器疾患に関する標準治療の情報提供だけではなく,私たち教室の治療の特徴を理解してもらえるように更新作業を行いました。
 外科治療においては,技術革新により手術法に大きな進歩が見られています。従来,開腹で行われてきた手術は腹腔鏡下手術の登場により,患者負担の少ない外科治療として急速に普及しています。胆嚢や虫垂だけでなく,すべての消化器疾患で行われるようになってきました。さらに,新生児への適応も広がっています。腹部に傷をつくらずに手術を行うNOTESや手振れ補正が可能なロボット手術など先進医療への取り組みも行われ,さまざまな手術法が開発されています。私たちは進んで新技術を取り入れ,三重県に先端的医療導入を心がけています。
 研究活動においては,研究に対する情熱なくしては真に患者に貢献できる外科学は存続しえないと考えています。まずは治療成績を解析・研究して,新知見を見出していくことが外科医にとって重要であると思っています。私たちの教室では,さまざまな臨床研究・基礎研究に取り組んで積極的に情報発信を心がけています。海外の大学・研究機関や民間企業との情報交換・共同研究を通じて,いくつかの成果も出始めており,さらに新しい医療の実現を目指しています。
 医師を取り巻く環境としては,エキスパートとしての認定制度いわゆる専門医制度が大きく変わろうとしています。これまで学会が認定してきた専門医ですが,専門医の意義を明確にし,専門医の医療水準評価,適正専門医数の算定,医師偏在の改善などを目的に,諸外国と同様に独立した第3者機関が認定するシステムへの移行が厚生労働省,専門医評価・認定機構を中心に議論されています。私たちは2015年に施行が予定されている新専門医制度に対応すべく,国民目線から見た信頼される医療の質の向上や地域医療の担保を目指して,関連施設との連携を強化していくつもりです。
 このように私たちの教室では,医療・医学を取り巻く環境にいち早く対応できるように臓器別専門チームによる臨床医学,臨床・基礎研究,医療機器開発,学部学生・大学院教育,専門医育成プログラムなどに取り組んでいます。
 私たちは医学情報欄やFacebookによる情報発信を出来るかぎり更新することで,ホームページを通してこの教室を知っていただくための取り組みを始めることにしました。一人でも多く方にこのホームページを訪問していただき,私たちの医学への姿勢や情熱を理解してもらえればと考えています。

国立大学法人三重大学大学院医学系研究科
生命医科学専攻臨床医学系講座 消化管・小児外科学 教授
楠 正人 [教授紹介]