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DIS:先端的外科医療開発

手術部位感染軽減への取り組み

術後の感染は入院日数が増加し,それに伴い医療費も増加し,患者さんにとって大変好ましくないものです。当科では,これら術後感染を防止する対策と, 手術部位感染(Surgical Site Infection : SSI)サーベイランスを行っています。 アメリカでは1970年代にCDC(Center for Disease Control and Prevention)が全国的病院感染サーベイランス (National Nosocomial Infection Surveillance ; NNIS)システムを立ち上げ,以後30年以上にわたり確固たるサーベイランスを展開しており,SSIだけでも年間数十万症例のデータベースは年々更新さ れ,各施設は自施設の位置づけを知ることが出来ると同時に,自施設内での感染率を経時的に比較しています。一方ヨーロッパではアメリカに多少遅れ, 1990年代に入りNNISに沿ったサーベイランスシステムを各国が構築し,SSI対策がとられています。 本邦においても1999年,日本環境感染学会の事業として日本病院感染サーベイランス(Japanese Nosocomial Infection Surveillance ; JNIS)システムが構築され,2002年7月より厚生労働省が中心となり,国家的事業となりました。
当科では,2001年9月よりJNISに参加しSSIサーベイランスを行っており,平行してCDCの勧告などエビデンスに基づいた周術期管理マニュアルを独自に作成しSSI対策を講じています。

周術期SSI対策

術前SSI対策

  1. 外来初診時より禁煙の徹底
  2. 剃毛処置の廃止
  3. 術前から術後48時間までの血糖コントロール
  4. 栄養管理,免疫賦活経腸栄養剤の使用

術中SSI対策

  1. 手術時手洗いの改善
  2. ドレープのディスポーザブル化
  3. 術後感染発症阻止薬の統一
  4. 手袋は2~3時間毎に交換
  5. 絹糸の廃止
  6. 閉鎖式ドレーンの徹底
  7. 手術時間の短縮

術後SSI対策

  1. 一処置一手洗い
  2. 創部は吸水性透明ドレッシングでの保護
  3. NG・drainの早期抜去
  4. 早期離床

これら以外にも,種々の対策を行っています。
Ex. 手術時手洗いの安全性に関する検討
水道水とマイクロシールド4 (CHG)による手洗いはFDAの手洗いの基準を満たしていることが証明されました。
JNISサーベイランスの結果をグラフで示します。

JNISによる感染性合併症の推移
図 JNISによる感染性合併症の推移

はじめに
疾患と治療内容