研究活動

研究内容紹介

脳循環・虚血グループ(矢田・新堂)

血管性認知症の病態解明

慢性脳低灌流モデル
(Bilaetral common carotid artery stenosis (BCAS) model)

血管性認知症の過半数を占める皮質下血管性認知症では、慢性脳虚血が重要な病態機序と考えられています。われわれが開発したBCASモデルでは、脳虚血が長期間持続すると、白質を中心とした障害が生じ、高次機能の障害が起きてきます。(図1)

(図1)Bilaetral common carotid artery stenosis (BCAS) model
両側の総頸動脈にMicrocoilを作成することにより、慢性脳低潅流状態を作成。Humanと同様な白質病変が形成される。

In vivo imaging

慢性脳低灌流病態を直接観察する為に2光子励起レーザー顕微鏡を用いた in vivo imagingを行っています。2光子顕微鏡は、低侵襲で脳深部まで繰り返し観察可能であり、in vivo imagingの方法としては、最適な方法であると考えています。(図2)
慢性脳低灌流状態では、血管内の白血球のrollingやadhesionが遷延性に認められ、白血球の活性化が、慢性脳虚血の病態メカニズムに深く関与していることが示されました。(図3)

(図2)二光子顕微鏡を用い観察

脳表血管から、脳深部のCapillary やAstrocyte・Pericyteなど細胞レベルまでの観察が可能。
※画像の再生ボタンをクリックで動画が再生されます。

(図3)白血球の活性化

活性化された白血球が血管壁をrollonigしているのが認められます。
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