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USAサスティナブル医療視察報告
今回サスティナブル医療を導入している医療現場の見学に行かせて頂きました。まさに「目からウロコが落ちる」驚きの連続でした!院内で開催した報告会のほんの一部ですがご覧下さい。
【視察地】
ミシガン州グランドラピッツ市周辺の医療施設(7カ所)
【日程】
2007.9.2〜9.7
【参加者】
医師1名、看護師長1名、副看護師長2名
【サスティナブル医療とは】
サスティナブルとは「継続する、続けていける」という意味があり、無駄を省いたマネジメント方法(Lean)と、環境に配慮した建造物の認定制度(Leed)を取り入れた医療の考え方を言います。ワークショップを通じて、医療者が現場におけるさまざまな時間、物、導線などの無駄をスタッフみんなが話し合い、その省いた時間、物を患者様に還元しようとする取り組みです。
Leedの認定を満たす空調設備。4回/時間院内の空気が入れ替わるシステム
小児病院に併設されている家族専用のキッチン。ソファなども置かれていてくつろげる
マイヤースペクトラムハートセンター病院のモニター管理室。専任のナースが院内の24時間全てのモニターをチェックしている
男子トイレ。特殊なフィルターを使用しているため洗浄水が不要
Leed!
廊下のいたる所に情報を入手したり、記録ができるPCが設置されている
建物の屋上にグリーンを植えて雨水の再利用と、温度上昇を防止している。これもLeed!
私にとって初めてのアメリカ合衆国の印象は、やはりスケールの大きさと解放感でした。日本のように限られたスペースに建物や人間がひしめいているのではなく、広々とした大地、空間に人間の知恵が隅々まで行き渡っているという感じがしました。
日程の中に観光はなかったのですが、グランドラピッツ市近郊の施設間のバス移動だけでも、景色や建物を見ながら快適なバスドライブができました。また市街地郊外の巨大ショッピングセンターや、24時間営業の巨大スーパーマーケットにも立ち寄り、お土産を買い求めました。もちろん食事もスケールが大きく、同行の視察メンバーの若いナース達は、1人前のお料理を二人でシェアーしてちょうどいい量でした。しかし私はその必要はありませんでした・・・。
連泊したホテルは、市内を流れる大きな川の畔に建つ豪華で大きなホテルでした。部屋からの夜景も素敵でしたが、毎朝ホテル1階のカフェで、さまざまな人種の人たちの中で、明けてゆく街の風景を見ながら食べるモーニングは、コーヒーとベイクドサンドというシンプルなものでしたが、私にとっては肌でアメリカを感じることができた最高の贅沢でした。
視察をさせていただいた病院は、個人の寄付で建てられたものが多く、アメニティや設備類は財源の豊かさを感じました。例えば、いたる所にコーヒーサーバーが置いてあり、職員はいつでも香り高いコーヒーが無料で飲めるなど、患者様だけでなく医療従事者にとっても、働きやすい環境作りがされていると思いました。4年後の新病院建設にLEANやLEEDが少しでも導入できたらいいと思います。
病院内にある教会。ここに行くことができない患者は病室内のモニターカメラで見ることができる
ナースステーションに信号機?が設置されている。騒がしい騒音だと赤色が点灯する
検体を運ぶ容器にタイマーがついており採取してから検査室までの所要時間がわかるようになっている
E.K 記
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