教室紹介

研究室紹介

緑内障
担当:生杉 謙吾
緑内障グループでは、現在は臨床研究を中心に学会や論文発表をおこなっています。研究対象は広く「緑内障」とし、最近では、疫学調査(生杉他. 日眼会誌, 2010)から、医局OBの先生方との 多施設共同研究による点眼薬切り替え効果についての研究(生杉他. あたらしい眼科, 2012)や、稀な早発型発達緑内障の症例報告(Tsukitome H et al. JJO, 2011)などの論文報告をおこない、手術治療については主に病診連携の話題や難治例の症例報告などを日本眼科手術学会等での学会報告としてまとめました。
2012年は、新しい24時間持続測定が可能なコンタクトレンズ型眼圧計を講座として個人輸入、いち早く研究対象とし金沢での日本緑内障学会でその使用経験を発表しました。
“緑内障world”は、PCでのデータ整理のみでまとめられるもの(いわゆるドライラボ。動物の扱いが苦手な方やまとまった時間がとりにくい時にお勧め。)や、外来検査から臨床データをこつこつ集めるもの、内科的な薬物治療や外科的治療に関するものなど興味深い研究課題にあふれています。もし少しでも緑内障に興味があれば、私達と一緒に忙しい日常臨床の合間の週半日で も研究生活をしてみませんか。
2013年からは、築留・八木に加え生杉が大学常勤医としてグループに加わりました。今後は、近藤教授指導の下、動物の疾患モデルなどさらに基礎分野の研究課題にも積極的にチャレンジし ていきたいと計画しています。     
Sensimed社のコンタクトレンズ型眼圧計Triggerfish®

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