入局をお考えの方へ

先輩からのメッセージ

小林 真希

眼科4年目

『眼科医として働き始めて』

 三重大眼科に入局して4年目となりました。私が眼科を選んだはっきりとした理由は正直よくわかりません。しかし、ポリクリでまわった科の中で眼科が一番楽しかったこと、研修医で三重大の眼科をまわったときに、先生方にとても親切に教えていただき嬉しかったこと、それだけでここに決めました。眼科は手の器用さが必要だというイメージがあると思いますが、私は自分が不器用であることをすっかり忘れて眼科を選んでしまいました。なので、つまずくことも多く、辛いことも多々あります。でもそのたびに、まわりの先生方や同期に助けられて日々頑張っています。少しずつ手術もさせていただくようになり、その患者さんに「よく見えるようになった」と言ってもらえるとすごく嬉しいです。眼科医になってよかったなあ、もっと頑張ろう、と思います。自分の選んだ科で、尊敬する先生のもとで働けることはとても幸せなことだと思っています。
 学生の皆さんや前期研修医の先生方はこれからいろいろな科をまわり、眼科以外にも魅力的な科や先生方に出会い、自分がどの道を選ぶか悩むときがあるかもしれません。どの科でも向き不向きはあると思いますが、自分が何をしたいのか、どこで働きたいのかが一番大切だと思います。眼科に興味を持ち、候補の一つとして眼科も考えていただければ嬉しいです。

若松 泰子

眼科3年目(現在、岡波総合病院にて勤務)

『眼科の魅力』

私は三重大学病院の眼科に入局し、3年目として働いています。
今は何を将来専門としたらいいか悩み多き時期でしょうか。
私も初期研修医のとき何科を選択したらいいかとても迷いました。小さいときから視力が悪く、綺麗な景色を見えることが幸せだと思いながら生活していました。命はもちろん大事ですが、QOLには見えるということがとてもとても大事だと思います。研修医時代に眼科で研修したときに、見えなくて困っている人を治したい!という気持ちが私を眼科へと進路を決定したのだと思います。働き出した今でも、少しでも患者さんの眼がよくなればという気持ちがいまの私の原動力になっていると思います。
白内障の手術をするのは、今の私にとって、とても力がいるものですが、翌日の診察で患者さんの「よく見えるようになった」という声を聞くと、嬉しく頑張らないといけないなと思います。
また眼科は手術だけでなく、たくさんの疾患があります。研修医のときは、他の科の知識をせっかく得たのに眼科だけになるなんて…と思う方も多いかもしれません。でも、眼科はとても奥が深い!手術だけでなく、外来診療だけでもたくさんの疾患がありますし、常に知識を増やしていかないといけません。
少しでも眼科の魅力を感じていただければ嬉しいです。

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