消化器内科学は大きな変革期に入りつつあります。それは消化管・肝・膵を機軸とする臓器機能連関が、外界からの情報を生体機能に有用なかたちで認識・制御を行っており、その機能障害は代謝の変調や免疫系の撹乱を介して、糖尿病・高脂血症などの代謝疾患、高血圧、動脈硬化と密接に関わることが明らかとなってきたからであり、消化器内科学が扱う領域は拡大していくと考えられます。消化器・肝臓機能軸からみた生活習慣病の制御という新しい概念を研究の第一線に導入し、時代を先導する消化器内科を創ることを目標としています。

教授
竹井 謙之
准教授
白木 克哉
岩佐 元雄
講師
堀木 紀行
藤田 尚己
学部担当科目
消化器内科学
附属病院診療科名
消化器・肝臓内科
居室
病態医科学研究棟 5階

研究・教育内容

臨床から基礎研究へ、また基礎研究を臨床へ展開させるためのトランスレーショナルな能力を持った人材を養成したいと考えている。臨床的観察から得られた現象を洞察し、新しい仮説をたて、バイアスを可能な限り排した研究手段により、高い価値を持つエビデンスを世界に発信することを目標としている。

肝臓分野

C型肝炎における代謝異常の解明、B型肝炎、C型肝炎の新規治療法の開発(大規模臨床研究)、非アルコール性脂肪性肝炎に対する新規薬物療法(大規模臨床研究)、肝疾患に対する栄養療法の開発、肝細胞癌の集学的治療の確立、体肝移植後のウイルス肝炎再発の病態解明と対策、肝疾患成立における免疫学的機序、肝再生時における造血幹細胞の機能、肝疾患の新規血中バイオマーカーの探索など。

消化管分野

拡大内視鏡を用いた消化管疾患の診断法の開発、効果的な内視鏡的粘膜切除術法の開発、NSAIDSの消化管障害と予防薬、小腸疾患の臨床的意義、ヘリコバクターピロリに対する生体免疫に関する研究、逆流性食道炎における食道粘膜微細構造変化の解明など。

胆道・膵臓分野

新規超音波内視鏡法の開発、超音波内視鏡下穿刺吸引針生検の有用性の検討、新規膵癌腫瘍マーカーの検索など。


  • 小腸における鉄吸収調整機構
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  • C型慢性肝炎における鉄過剰の原因としてのhepcidin発現量の低下【詳しく見る

  • C型肝炎ウイルス排除後の
    hepcidin値の回復。【詳しく見る

  • 別府先生論文の図は雑誌の表紙に
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研究業績

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