“治す神経内科” 神経内科は脳卒中・認知症などのいわゆるCommon disease、神経難病を二本柱とし、内科疾患の神経合併症まで含む、間口の広い専門診療科です。特に人口の高齢化にともなって脳卒中や認知症の患者数は激増しており、その対策が社会的にも喫緊の課題となっています。
当講座はこれらの問題に対処すべく、神経疾患に対する幅広い造詣をもつ神経内科専門医の育成し、新しい診断・治療ツールの開発を行っています。以上の活動を通して患者さんのベネフィットにつながる診療を目指しています。

教授
冨本 秀和
副科長
谷口 彰
学部担当科目
臨床神経学
附属病院診療科名
神経内科
居室
先端医科学教育研究棟 3階

研究・教育内容

当講座は、認知症医療学講座や当講座附設の脳循環研究推進プロジェクト研究室と連携して活動を行っています。

脳卒中の臨床研究

脳卒中は日本人の国民病であり、寝たきりの原因の4割、要介護要因の3割といずれも第一位を占めています。脳卒中や認知症の神経画像研究、CAS技術開発(脳外科と共同)、脳卒中連携ツールの開発を行っています。

慢性脳虚血の病態解明

高磁場MRIを用いた新しい画像診断技術の開発、慢性脳低灌流モデルや二光子レーザー顕微鏡による脳循環研究(脳循環研究推進プロジェクト研究室)、認知症の病態解明(認知症医療学講座と連携)など様々な事業を展開しています。

神経変性疾患の病態解明

プロテオーム解析による神経変性疾患のバイオマーカー開発や神経病理学的研究を行っています。

運動単位数推定

(MUNE; motor unit number estimation) 筋電計を用いて運動単位数推定法(MUNE)の基礎研究と臨床応用を行なっています。

神経難病医療支援

神経難病の多職種連携、患者・家族支援について諸問題を明らかにし解決を図っています。


  • 慢性脳低灌流モデルの二光子レーザー顕微鏡による解析

  • アルツハイマー病の血管因子について;
    高磁場MRI、プロテオーム解析などの研究

研究業績

  • (1)Nishio K, Ihara M, Yamasaki N etal. A mouse model characterizing features of vascular dementia with hippocampal atrophy. Stroke in press
  • (2)NaitoY, Matsuo K, Kokubo Yet al. Higher-dose glutathione therapy for Parkinson’s disease in Japan: is it really safe? Mov Disord. 2010 May 15;25(7):962
  • (3)Ohno M, Hiraoka Y, Matsuoka T,et al. Nardilysin regulates axonal maturation and myelination in the central and peripheral nervous system. Nat Neurosci. 2009 Dec;12(12):1506-13
  • (4)Taniguchi A, Kuzuhara S, Tomimoto H. Painful neck on rotation; diagnostic significance for crowned dens syndrome. J Neurol. 2010 Jan;257(1):132-5.
  • (5)Tomimoto H, Ohtani R, Wakita H et al. Small artery dementia in Japan: radiological differences between CADASIL, leukoaraiosis and Binswanger's disease. Dement Geriatr Cogn Disord. 2006;21(3):162-9.
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