口腔は、摂食・構音・感覚(味覚)・唾液分泌・表情の5つの大きな機能を担う器官であり、人の”生きがい”に深く関わる領域です。口腔外科では、口腔を構成する諸組織に生ずる様々な疾患の予防や治療を行い、そうした疾患のメカニズムの解明や治療法の開発を目指して研究を行っています。また、歯科による専門的口腔衛生管理が、癌治療等に伴う口腔粘膜炎や誤嚥性肺炎を軽減することがわかっています。法改正により修業年限が2年制から3,4年制に延長した歯科衛生士を中心に、口腔衛生管理の実施のみならず、客観的なデータの蓄積やそれに基づく情報発信を行うことも、大学の口腔外科に求められた社会のニーズの一つと考えています。

教授
新井 直也
准教授
乾 眞登可
講師
野村 城二
村田 琢
学部担当科目
口腔外科
附属病院診療科名
歯科口腔外科
居室
先端医科学教育研究棟 9階

研究・教育内容

研究内容

口腔外科疾患の病態解明と診断法・治療法の開発を目的に以下の研究を行っている。

(1) 口腔悪性腫瘍の細胞内シグナル伝達研究
(2) 口腔悪性腫瘍の分子標的治療(phosphodiesterase阻害)等に関する基礎的研究
(3) 口腔悪性腫瘍の光線力学療法に関する研究
(4) 歯槽骨・顎骨の治癒・再生にかかわる因子の解析
(5) 歯槽骨・顎骨における薬剤性顎骨壊死のメカニズムの解明
(6) 歯槽骨・顎骨に対するチタン製材料の生体親和性に関する研究
(7) 顎関節症の診断におけるダイナミックMRIの応用
(8) 唾液腺の分泌機構に関する研究

指導内容

上記の研究内容を実施する上で必要な資料収集方法、実験手技、データ分析方法について指導を行う。また、日常診療において物事をよく観察し、疑問をもち、自ら研究課題をみつけることのできるリサーチマインドをもった臨床医を養成する。


  • ヒト口腔悪性黒色腫由来細胞におけるphosphodiesterase (PDE)をはじめとする細胞内シグナル伝達解析とその制御

  • ビスフォスフォネート関連顎骨壊死のメカニズムの解明とその制御に基づく予防戦略

研究業績

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