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スポーツ外来

膝を正面から見た図 膝を正面から見た図 膝関節内を上から見た図 膝関節内を上から見た図

 スポーツ外来は火曜日の午後より加藤公が担当しております。膝関節では各種膝関節靭帯損傷、半月板損傷、離断性骨軟骨炎、足関節では足関節靭帯損傷、距骨骨軟骨損傷、衝突性外骨腫、三角骨傷害、腓骨筋腱脱臼、足底腱膜炎などのスポーツ障害・外傷を中心に診察を行っており、患者さま及びそのご家族のご希望と相談しながら治療を進めております。手術治療では膝関節靭帯・半月板損傷など、距骨骨軟骨損傷、衝突性外骨腫、三角骨傷害など患者さまの体への負担が少ない関節鏡での手術を行っています。半月板損傷に対する関節鏡手術では約1 cmの切開創2~3か所で行い、手術翌日より歩行を開始し、1週間未満で退院が可能となります。術後約4週間より運動を除々に開始します。膝靱帯損傷の中でも手術治療を要することが多い前十字靱帯断裂では、ハムストリングスという患者さま自身の腱を用いて、靱帯を再建します。前十字靱帯は前内側線維と後外側線維の2つの線維からできていると考えられているため、できる限り解剖学的に正常の前十字靱帯に近い2本で再建する方法を行っています。入院期間は2週間程度で希望に応じて退院もしくはリハビリ病院への転院を行います。術後は筋力の回復をみながらリハビリを行い、術後約3カ月でジョギングや水泳よりスポーツ復帰を開始します。疾患の特徴上、学生の患者さまが多いため、夏休みや冬休みなどの休みに合わせて手術を行ったりしています(ただし、込み合うため、早めに声をお掛け下さい)。

■ 膝関節関節鏡所見 膝関節関節鏡所見

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