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泌尿器科領域手術の低侵襲への取り組みが急速に進んでいます。即ち、治療効果は従来の解放手術と同等で、手術切開創が小さい手術が行われつつあります。当院においては、低侵襲手術として、内視鏡下小切開(別名:ミニマム創)手術を積極的に行っています。
ミニマム創とは、小切開のなかで対象臓器がようやく取り出せる創とされています。ミニマム創手術は臓器が取り出せる最小の傷から、内視鏡と視野を展開するための器具を挿入し、術野を展開操作することにより行う(ガスを用いない、基本的に手で創内操作を行わない)手術です。
ミニマム創手術の利点としては、以下の3点の利点が考えられます。

当院におけるミニマム創手術は、全国で3番目の施設として2006年11月より先進医療として開始し、2008年4月より東海地区でいち早く認定施設の認可を受け、現在は保険診療内で行っています。現在までに100例を超える手術経験を有しています。
実際の手術後の創部の外観ですが、前立腺がんに対し行う根治的前立腺全摘除術において従来は臍から下の10-12cmの傷にて行われていますが、ミニマム創手術においては5-8cmにて行っており、術後の疼痛の軽減が期待できます。
また、腎がんに対する、根治的腎摘除術においては、従来12肋骨の先端から、腹直筋外縁までの15-20cmの傷で行われていますがミニマム創手術においては、6-8cmにて行っています(図2)。

傷の部位も正面からは見えにくい背側の傷になる事も利点と考えています。開腹手術より低侵襲であると報告されている腹腔鏡手術と、侵襲度は同程度である事を我々は報告しています。もし、ミニマム創での手術をご希望の患者様がいらっしゃいましたらお気軽ご相談下さい。より詳細な説明をさせていただきます。(担当:曽我)
詳細につきましては下記home pageでもご覧いただけます。
日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会
http://www.minimumendo.jp/