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当科における特色ある診療


PSA検診

前立腺がんは年々増加傾向にあり、その罹患者数は2020年には2000年の3.4倍の78,000人以上(死亡者数は20,000人以上)になり、肺がんについで第2位になることが予測されています。この原因のひとつとして、早期前立腺がんは症状に乏しく早期発見が困難なことがあげられます。しかし、症状がなくても血液検査によって早期に前立腺がんを発見することは可能です。PSA(Prostate specific antigen: 前立腺特異抗原)は前立腺で作られているタンパク質ですが、その一部は血液中も漏れており、前立腺にがんや炎症などの病気があるとPSAが上昇してきます。したがって、無症状であっても血液中のPSAを測定することによって前立腺がんの発見が可能なのです。
三重大学附属病院の<前立腺がん検診>は、

  1. 完全予約制とさせていただきます。
  2. 1時間以内にPSAを測定し、泌尿器科医より説明いたします。
  3. 前立腺肥大症や過活動膀胱を診断するためのアンケート、尿検査、問診も行い、前立腺がんだけではなく、その他の泌尿器疾患(前立腺肥大症や過活動膀胱)の発見も目的としています。全行程で60~90分くらいです。

検診開始後1年の結果は、65人中PSA上昇を認めたのが13人で、精密検査の結果5人の前立腺がん患者が発見されました。血液検査で異常は問題ありませんが、アンケートや尿検査で異常を認めた方の疾患は、膀胱がん患者が1人、排尿困難を伴う前立腺肥大症が11人、おしっこのがまんがきかない過活動膀胱が3人、前立腺炎が2人、血尿2人でした。
このようなかたちの前立腺がん検診は全国的にも例がなく、受診された方々からも好評を得ております。

前立腺がん検診

場所:三重大学医学部附属病院
時間:毎週火曜日午後2時から
予約:059-231-5171(平日9時~17時)

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