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尿路結石について

文字通り「尿路」に石ができる病気です。
上部尿路(腎・尿管)での発生が95%以上を占め、男性に多くみられます(男:女=2.5:1)。
男性11人に1人 女性26人に1人が一生の間に一回は尿路結石に罹患するといわれています。 主な原因としては、食事習慣 脱水 長期臥床 内服薬(ステロイドなど)遺伝性などがあげられます。また次のような基礎疾患によっても結石は発生しやすくなります。
排尿障害(前立腺肥大 神経因性膀胱)、尿路感染症、尿細管性アシドーシス、膠原病、副甲状腺機能亢進症、痛風など。

症状

尿管結石発作が特に強い痛みを生じます。
側腹部痛と疝痛発作、会陰への放散痛、血尿、腹満感、悪心、嘔吐、膀胱刺激症状

治療

排石まで待つ保存治療と、結石を破砕・摘出する積極的治療に分けられます。
従来は開放手術が主でしたが、近年では内視鏡やESWL(Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy)での治療が主流です。最近では軟性尿管鏡の開発により上部の結石も内視鏡下にレーザーなどで結石を破砕することも可能となってきました。

予防

結石は再発しやすく、カルシウム含有結石は5年間に40%再発するといわれていますので、予防が重要です。予防の中心は食事指導と水分摂取です。

  • 水分摂取
    食事以外で1日2000ml以上を心がけてください。
    糖分、コーヒー、アルコールは控え、水かお茶にしましょう。
  • 食事指導
    動物性蛋白、塩分、脂肪の摂取は控えめに。
    蓚酸を多く含む食品も控えめに。(ほうれん草、タケノコ、チョコレート、紅茶など)
    カルシウムやクエン酸(野菜、果物など)は適量摂取してください。

基礎疾患があればそれの治療も大事です。
また結石の成分分析が予防に役に立つことがあります。
尿酸結石:結石の5%程だが、アロプリノールやクエン酸が有効です。
シスチン結石:尿のアルカリ化、予防薬としてチオプロニン

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