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初期・後期臨床研修医募集

三重大学医学部附属病院 腎泌尿器外科では、「日本泌尿器科学会専門医」を目指す初期および後期研修コースを開設しております。



泌尿器科専門医後期臨床研修プログラムの概要

1.   プログラム運営責任者

三重大学医学部附属病院 腎泌尿器外科教授 杉村芳樹

メッセージ:腎泌尿器外科の専門とする臓器は、副腎・腎・尿管・膀胱・前立腺・尿道・男性生殖器などです。このような臓器の外科治療(悪性腫瘍、尿路結石、副腎/前立腺肥大症などの良性腫瘍、腎移植、小児泌尿器科、婦人泌尿器科領域を含む)とともに、尿路感染症、排尿障害、腎不全、生殖内分泌疾患など内科的な疾患も取り扱います。私達は、これらの泌尿器科疾患の診断・治療・フォローアップそして予防を含めた診療をトータルケアしております。対象患者さんも、0歳児の乳幼児から90歳以上の超高齢者まで、老若男女を問いません。とくに近年では、高齢者社会の進展とともに高齢男性に多い前立腺肥大や前立腺がんを中心とした泌尿器科診療の需要は急増しております。三重大学医学部 腎泌尿器外科学教室と関連病院の目標は、第一に臨床医として優秀な外科技術と患者への誠意と優しさを持ち、いつも研究心と進取の気持ちを忘れないバランスのとれた人材の育成です。そして三重県の泌尿器科患者さんに優しい最新の医療を提供することです。一人でもこの魅力的な泌尿器科専門医後期臨床研修プログラムに興味を持っていただき、将来泌尿器科医を目指していただきたいと心から祈念しております。

2.   プログラム運営委員

(9)に記載された各研修病院の部長(全員泌尿器科指導医かつ研修指導医)

3.   目的

尿器科学会認定の泌尿器科専門医の取得を目的としています。日本泌尿器科学会の専門医制度は、医の倫理に基づいた医療の実践を体得し、高度の泌尿器科専門知識と技術を修得した泌尿器科専門医の育成を図り、国民の健康増進、医療の向上に貢献することを目的としています。

4.   その他に取得できる専門医資格等

学会等名 日本泌尿器科学会日本臨床腎移植学会日本泌尿器内視鏡学会日本内視鏡外科学会
日本内分泌外科学会日本癌治療学会日本がん検診・診断学会日本生殖医療学会
日本腎蔵学会日本透析医療学会日本小児泌尿器科学会日本レーザー医学会
資格名 泌尿器科専門医、腎移植認定医、泌尿器腹腔鏡技術認定医、内視鏡外科技術認定医、内分泌外科専門医、
がん治療認定医、がん検診・診断学会認定医、生殖医療専門医、腎臓専門医、透析医療専門医、
小児泌尿器科認定門医、日本レーザー医学会レーザー専門医
資格要件 泌尿器科医としての経験、腹腔鏡手術20例以上など
日本泌尿器科学会は、日本泌尿器内視鏡学会との密接な関係がある。
上記のコースとも、原則として泌尿器科専門医取得後(卒後6年)に取得可能。

5.   目標

三重大学医学部附属病院腎泌尿器外科および関連の中核病院が連携し、「日本泌尿器科学会専門医」取得を目標とする、後期研修コースを開設しております。研修目標は、卒後臨床研修を終了した後、泌尿器科学総論、一般泌尿器科診療、泌尿器科基本的手術手技に必要な基礎知識ならびに技術を修得し、泌尿器科関連領域(サブスペシャリティ)の基本的知識と技術を包括しながら生涯に亘って修練する泌尿器科専門医の育成です。

6.   特徴

従来より大学での1−2年間の研修後、関連病院にて2—3年の専門医を目指した研修を行った後、資格試験を受験し、合格率は100%の実績でした。三重大学医学部附属病院腎泌尿器外科では、年間200例以上の手術症例があり、とくに泌尿器科がん治療を中心に、腹腔鏡手術、腎移植、小児泌尿器科などの泌尿器科専門分野の研修が可能です。しかし、大学では症例に偏りがあり、(9)に示した基幹関連施設と連携し、尿路結石治療・透析治療などの一般泌尿器科研修の症例を積むように指導しています。

7.   研修カリキュラム

「日本泌尿器科学会専門医」とは、2年間の初期臨床研修修了後、泌尿器科領域を中心として日本泌尿器科学会で定められた研修カリキュラムに基づいて4年間以上の専門医研修を受け、資格試験に合格し専門医として認定された医師です。具体的には、腎、尿管、膀胱、尿道など尿路系の病気、前立腺、陰茎、精巣など男性生殖器系の病気、副腎、副甲状腺などの内分泌系の病気、および女性骨盤底の障害による病気について、専門医としての知識と診療技術をもつ医師です。また、医療倫理と医療安全を十分に理解し、それらに配慮した医療を行うことのできる医師です。それには大学病院と関連病院間間で緊密に連携し、それぞれの得意分野を効率的に修練できるようにすることが大切です。なお、個別目標に関しては、泌尿器科専門医のための「研修目標(2013 年度版)」に準じます。

8.   研修スケジュール《図 専門医認定までのタイムスケジュール》


専門医認定までの泌尿器科専門研修期間
(1)
専門医認定に必要な研修期間は、卒後研修2年に泌尿器科専門研修4年を加えた計6年間(卒後満6年)とします。
(2)
卒後研修修了後、施設長と日本泌尿器科学会専門医制度審議会に「研修開始宣言」*を行ない、泌尿器科専門研修を開始します。この時には日本泌尿器科学会に正会員として入会していなくてはなりません。
(3)
泌尿器科専門研修4年間のうち2年間は基幹教育施設(専門医制度規則施行細則第4章第14条参照)で研修を行う必要があります。
(4)
泌尿器科専門研修4年を修了した卒後7年目の4月から5月に専門医認定試験受験の申請を行います。
(5)
上記受験申請に続いて研修歴、研修内容について審査を行います。受験資格が認められた場合は、8~9月に実施される専門医認定試験を受験します。
(6)
専門医認定試験の合格をもって10月1日付で専門医に認定されます。

[研修開始宣言]は卒後研修修了後(卒後3年目)の4月から6月の間に行い、4月からの研修開始とみなします。

専門医試験受験資格としての研修期間は卒後研修2年+泌尿器科研修4年の計6年です。研修単位等は専門研修期間の4年間に取得することになりますので、受験申請までに必要な研修単位等を取得していなくてはなりません。


専門医認定までの泌尿器科専門研修期間2

卒業後2年間の医師法による臨床研修期間は、泌尿器科専門研修期間に含めません。卒業後2年間の研修後、専門医を受験するまでの4年間は、三重大学医学部附属病院腎泌尿器外科および(9)に記載の関連病院などで研修することになります。研修単位などについては、[1] 学会参加、学術発表により100単位以上を取得すること、[2] 日本泌尿器科学会総会または東部・中部・西日本総会に1回以上出席すること、[3] 卒後教育プログラムを1コース以上受講すること、[4] 学会発表または論文発表(筆頭)が1編以上あること、が要求されています。専門医認定試験の受験申請する年の3月には、4年間の泌尿器科専門研修を修了しなくてはなりません。試験は形式、内容とも専門医認定試験委員会に委ねられますが、年1回、1ヶ所で行われます。大学院在学中の研修については、泌尿器科専門研修に従事したことを研修実施施設の指導医が証明する限りにおいて、泌尿器科大学院在学中の2年間を限度に研修期間として認めます。ただし、社会人選抜大学院生においては主たる業務が臨床泌尿器科医であれば、4年間のすべてを認めます。留学期間は研修期間(研修歴)に認めません。研修単位については、一時帰国し学術集会に参加するか、学会発表、論文発表によって取得できます。

9.   研修病院群の紹介

コース名:日本泌尿器科学会専門医取得コース
医療機関名 診療科目 専門分野名 指導者数 養成(受入)
人数
期間
三重大学医学部附属病院 腎泌尿器外科 腎泌尿器外科 8 4 1-2年
県立総合医療センター 泌尿器科 泌尿器科 2 1 2年
鈴鹿中央総合病院 泌尿器科 泌尿器科 3 1 2年
済生会松阪総合病院 泌尿器科 泌尿器科 3 1 2年
伊勢赤十字病院 泌尿器科 泌尿器科 2 1 2年
愛知県がんセンター中央病院 泌尿器科 泌尿器科 3 1 2年

10.   研修病院群の主な症例実績

腎尿管・副腎手術

膀胱

前立腺

結石

blood access

11.   プログラム募集人数及び選考

募集人数:(9)に記載
選  考  :書類審査及び面接により決定

12.   処遇

原則として各病院の常勤医として採用されます。
給与その他の処遇は、それぞれの病院の規定に従います。

13.   プログラム終了後のフォローアップ

専門医取得後は、さらに泌尿器科領域のサブスペチャリテイーを専攻するために他大学への短期研修(東京女子医大における腎移植の研修、小児泌尿器科専門病院など)も可能であり、更に研修を積み、症例数およびスキルの上達とともに、(4)に記載された専門医・認定医の取得が可能です。大学院進学の要望には応えるように配慮します。三重県内関連病院や、愛知県内の関連病院である愛知県がんセンターと名古屋セントラル病院への就職希望がある場合には配慮します。また、地域医療の貢献を志向する場合には、南勢地区の関連病院での勤務の支援もしています。

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