私はパズル好き
実は私、大のパズル好きです。
小学校高学年ではジクソーパズルにはまり、500~1000ピースの風景写真パズルを家中に飾っていました。
大学生ではペンシルパズル。数独や、パズル出版社ニコリの他のパズルにも手をだし、通学電車内ではパズル本と鉛筆を
握りしめ解いていました。
現在も二コリ好きは継続中で、Web会員としてPCで解いています。
中日新聞日曜版の間違い探しも毎週の楽しみです。
パズルの魅力はなんといっても、正解にたどりついたときの達成感です。
最近、ニコリ本社(東京都台東区)にパズルカフェができたと聞いて、先週行ってきました。
ペンシルパズル、ルービックキューブ、知恵の輪など、様々なパズルで遊ぶことができます。
そこで、久しぶりに、このパズルに再会しました。
マジックスネーク、ルービックスネーク(ルービックキューブ発案者の作)ともいいます。
私とパズルの最初の出会いは、これでした。
24個のピースが繋がり、接続部分でねじると、直線や球、犬、長方形、ヘビなど様々な形をつくることができます。
私は、いかに早く球体をつくれるか、いろいろな形をつくれるか、夢中になったものでした。
そのうち、中学になると勉強や部活が忙しくなり、いつまで家にあったのか、もう忘れてしまいました。
そしてしばらくぶりに再会したマジックスネーク。
頭でじっくり考えずとも球を完成させることができました。
自分の手がやり方を覚えていたのです。自分でも驚きました。
ここからが本題です。
記憶には、目の前の出来事を一時的にだけ覚える「短期記憶」と、個人的経験を覚えている「エピソード記憶」など様々
なものがあり、働く脳の部位も異なります。
体が覚える記憶は「手続き記憶」といって繰り返しの動作で徐々に獲得される一連の動作の記憶です。
運動機能の調節に働く小脳と大脳基底核が連合して運動性の記憶が形成されるのです。
人間の脳ってすごいですね。覚えようとしていなくても、繰り返しの動作はしっかり記憶に蓄積されるのですから。
パズルは脳の運動とも言いますが、私の場合ははたしてどの程度、脳が働いているのでしょう?
研究室のNIRS(近赤外線スペクトロスコピー)で一度測ってみたいものです。
今回、自分へのお土産に、2x2のルービックキューブを買ってきました。
私はマジックスネークにはまりましたが、ルービックキューブは全くやらなかったのです。
2x2キューブは一般的な3x3より簡単だろうと思って購入したものの、まったくできません…
パズルが暗礁に乗り上げてしまうと、さっさとあきらめてしまうのが、私の悪い癖です。
だれか、解き方を私に教えて下さい。