場面緘黙(かんもく)について
2015年1月20日 成田正明
場面緘黙のお子さんを診せて頂くことがあります。
ある特定の場面でだけ全く話せなくなってしまう状態で、家では、お母さんと普通に会話をしていても、学校や幼稚園などでは全く話せない状態です。
いろいろな病院をまわり私のところに来られることが多いです。
もちろん最初は私ともお話ししてくれませんが、時間をかけて非言語コミュニケーションをとりつつ私とお母さんのギャグを聞いて隣で黙っていたのが吹き出して笑った瞬間がきます。
こうやって一気に「完治」したときはたいへんうれしいです。
コミュニケーションは言語だけではありません。
普段から非言語コミュニケーションを鍛えておくことでいろいろなかた、外国のかたともコミュニケーションが図れます。
そういったことで私も学ばせて頂いています。