イクボス
2016年3月7日 江藤みちる
しばらく書いていませんでした。
こまめに書くようにします。
さて、突然ですが、「イクメン」は、子育てを頑張るお父さんのこと。
では、「イクボス」は?
イクボスは、職場において、部下やスタッフのワークライフバランスを考え、
その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、
自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のことです。
対象となる上司は、男性に限らず、これから増えるであろう女性もです。
今や、自分も子供と積極的にかかわりたい、子育てしたい!と、
イクメンになりたいパパは確実に増えています。
でも実際には、なりたくてもなれないパパがたくさんいます。
どうしてか?
イクメンになれないパパたちは、「職場の理解が無いからだ」と言います。
組織の中で仕事をしていると、自分の都合だけで休んだりすることはできません。
必ず、周囲の理解や協力がなければ、うまくやっていくことはできません。
なかでも、「上司の理解」というのは非常に大切です。
直属の上司だけでなく、さらにその上の管理職やトップはなおのこと。
組織全体の働き方が変わらなければ、イクメンは増えません。
組織全体の働き方を変えることができるのが、イクボスです。
3月1日に、三重県知事立ち合いのもと、三重大学の駒田学長がイクボス宣言をされました!
国立大学の学長では初めて! これは素晴らしいことです。
このいい流れが大学全体に浸透して、大学で働く教職員全員が働きやすい環境になるといいですね。
イクボスは確実に増えています。
自治体では、知事や市長がどんどんイクボス宣言をしています。
また、銀行の頭取や警察署長、県立学校の校長先生なども。
三重県では、鈴木英敬知事が全国二番目に宣言を行い、県の経営幹部もともに宣言をしました。
県内企業では、第三銀行が初めて宣言をしています。
駒田学長のイクボス宣言は、三重大学さつき保育園の新棟完成式に合わせて行われました。
さつき保育園は三重大学の教職員が利用しており、今までの定員は65名でしたが、
新棟の完成で定員は2倍! これで、ますます働きやすくなりますね。
ワークワイフバランス(仕事と家庭の調和)を大切にして、一人一人が人生をエンジョイしましょう!
そのための「働き方の見直し」、身近なところからやっていきましょうね。