三重大学肝胆膵・移植外科(旧第一外外科)関連病院
<外科研修病院>
大学病院で扱っている疾患は,肝臓(肝移植),胆道,膵臓の外科疾患と専門的なものになっていますが,当科の関連病院では,食道,胃,大腸疾患などの一般消化器外科のみならず,乳腺外科,甲状腺外科,外科救急疾患など,幅広い外科疾患を扱っています.
三重県は南北に細長い県ですが,一般に5つの地域(北勢,中勢,南勢,伊賀,東紀州)に分けられます(上図).第一外科の関連病院は全ての地域にあり,22病院からなります.
2019年1月現在の関連病院の医師配置表は下記のようになっています.
第一外科関連病院の手術症例数(2017.1~2017.12)を下表に示します.
外科専門医研修について
三重外科専門研修に関する問い合わせ
水野修吾(実務担当):mizunos@clin.medic.mie-u.ac.jp
伊佐地秀司(責任者):isaji-s@clin.medic.mie-u.ac.jp
肝胆膵・移植外科では,2009年度より三重県下13の初期研修指定病院外科と緊密に協力して,三重外科研修制度を作成し,外科専門研修医(後期研修医)が卒後6年目で確実に外科専門医を取得でき,さらに消化器外科専門医(外科専門医取得後2年)や肝胆膵外科高度技能医(消化器外科専門医取得後,直近の7年以内に3年以上修練期間に高難度肝胆膵外科手術50例以上術者して施行)の資格,あるいは大学院での博士号の取得ができるように,堅実で手厚い指導体制を構築してい来ました.
2018年度(平成30年度)から、日本専門医機構が主導する19基本診療科の新専門医制度が開始されました。三重県では、三重県地域医療支援センターの支援を受けて、三重大学医学部附属病院の6つの外科専門診療科(肝胆膵・移植外科、消化管外科、小児外科、心臓・血管外科、呼吸器外科、乳腺外科)が共同して県内1つのプログラム「三重大学医学部附属病院外科専門研修プログラム」を作成しました。これは三重大学が基幹病院となり、これに24の連携病院を含めた研修プログラムで、魅力あるプログラムの作成を行っています。
2019年4月からの外科専門研修プログラムは→こちら
プログラムの概略です(2018年4月からのもの)。
実際のプログラムは全て研修医個々のオーダーメイドで作成されます。上記の2つ以外に将来のサブスペシャリティーを考慮したプログラムを容易しています。
なお、本プログラムは三重県地域医療支援センターの支援を受けて作成しています。→三重県地域医療支援センター
日本専門医機構による新専門医制度の基本理念と組織→日本専門医機構