高度な外科治療を 安心・信頼と共に

三重大学 肝胆膵・移植外科教授水野修吾

三重大学 肝胆膵・移植外科学教室(第一外科)のホームページをご覧いただきありがとうございます。当教室を代表してご挨拶申し上げます。
私は、2019年(令和元年)11月1日より、肝胆膵・移植外科学教授に就任致しました、1995年(平成7年)三重大学卒業の水野修吾(みずのしゅうご)と申します。
本教室は、初代の宇田和雄教授から山本俊介教授、水本龍二教授、川原田嘉文教授、上本伸二教授、伊佐地秀司教授と世界を代表する外科医たちが、功績を積み重ねてこられた歴史と伝統ある教室です。
私たちの使命は、肝胆膵外科領域において最新最高の技術を身につけ、目の前の患者さんに安心安全な医療を提供することです。三重県内唯一の大学病院として、県民の皆様、県内関係病院の先生方に信頼していただけるよう日々努力を積み重ねております。

肝胆膵・移植外科領域は、解剖学的・機能的複雑さから、医療が進歩した現在においても、他の領域の外科治療と比べて手術難易度が高いことが知られています。当科は多数の肝胆膵外科高度技能専門医を有しておりますが、患者さんに最高の外科治療を提供すべく、さらなる高みを目指し自己研鑽に努めています。
また、肝胆膵悪性腫瘍は、依然として難治がんといわれておりますが、患者さんに少しでも元気に長生きしていただくよう、たゆまぬ基礎・臨床研究を行い、新しい治療法の開発にも取り組んでおります。さらに、医学教育を通じて次世代に技術・知識そして難局を打開するスピリットを継承してまいります。
令和の幕開けとともにスタートした、新たな三重大学 肝胆膵・移植外科学教室を、どうぞよろしくお願い申し上げます。