後期内科研修について
内科医を目指す医師にとって、初期研修直後からの内科研修は極めて大切で、その内科医の将来の診療レベルを左右します。内科サブスペシャリティー専門医になる場合でも、内科一通りの疾患を経験し、内科全般にわたりある程度の診療能力をつけることは、専門医、総合医、勤務医、開業医を問わず重要です。
内科認定医、総合内科専門医を取得するには、内科の各分野での経験症例が必要です。
後期研修を終了後の勤務病院、研究など次のステップにスムーズに繋がるプログラムです。
内科医になるためのキャリアパス
大学病院、第一内科関連病院を中心として、内科後期研修を行うプログラムです。将来内科医を目指す医師を対象とします。 幅広い内科を経験した後に専門分野に進めます。内科専門分野は内科であれば自由です。
後期研修は、3年間を予定しています。
研修病院は、大学病院と6研修病院を中心に、プログラム開始前に予め研修病院、研修科を決めてプログラムを開始します。複数の病院(診療科)を選定でき、本人の希望で自由にプログラムを決めることができます。
従来の入局は必ずしも必要としません。
研修中は第一内科MMC内科後期研修プログラム委員(メンター)が研修等をバックアップします。
プログラム途中での開始・中止も自由です。
プログラム終了後は、県内の主要病院での就職、県外国外の研修や留学など、それぞれの目指す進路に進めるよう全面的にサポートします。
第一内科後期研修プログラムで取得できる代表的な専門医資格
専門医資格 | 認定学会 | 必要研修年(卒後) |
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認定内科医 | 日本内科学会 | 3年 |
総合内科専門医 | 日本内科学会 | 6年 |
FACP (米国内科専門医) | 米国内科学会 | 10年以上 |
消化器病専門医 | 日本消化器病学会 | 6年 |
循環器専門医 | 日本循環器学会 | 6年 |
腎臓専門医 | 日本腎臓学会 | 6年 |
日本がん治療認定医 | JBCT | 4年 |