今週の画像
Crohn病のマクロ像です。
図1、2と図3は、別の症例です。回腸末端近くの穿孔例で切除標本です。図1,2では、回腸の輪状ヒダが消失し、長軸方向に走る潰瘍(縦走潰瘍)や深い局所的な潰瘍(裂溝)がみられます。また、潰瘍間の比較的正常の粘膜部の浮腫による敷石状外観を呈しています。壁は、浮腫および線維化により、肥厚しています。図2は、図1の拡大です。
図3では、ヒダの消失が矢印の二ヶ所でみられます。いわゆるskip lesionを呈しています。
顕微鏡像は、実習ガイドのCの項を参照して下さい。
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