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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

自閉症、自閉症モデル動物、自閉症モデルラット

私達(三重大学成田正明他)は自閉症モデル動物を作成して自閉症研究を行ってきました。
  1. Increased monoamine concentration in the brain and the blood of fetal thalidomide and valproic acid exposed rat ; putative animal models for autism
    Pediatric Research 2002; 52: 576-579.
  2. Maternal administration of thalidomide or valproic acid causes abnormal serotonergic neurons in the offspring : implication for pathogenesis of autism
    International Journal of Developmental Neuroscience, 2005; 23: 287-297
  3. Nonexploratory movement and behavioral alterations in a thalidomide or valproic acid-induced autism model rat
    Neuroscience Research, 66; 2-6; 2010

「自閉症モデル動物」というのは多くの研究者によりそれぞれ提唱されてきていますが、私たちのモデル動物でヒトで起こった疫学的事実を妊娠ラットで忠実に再現して作成したものです。
そのラットの行動はまさにヒト自閉症の特徴そのものでした(非探索的行動=nonexploratory movement)脳の形態・組織学的検索・生化学的実験で次々とヒト自閉症で分からなかった謎を解決しています。

また、サリドマイドを用いた自閉症モデル動物を作製しました。

感覚過敏が起きるのか、聴覚過敏とは何か。
音源定位とは何か、です。

場面緘黙、ADHD、起立性調節障害などこれまでとらえどころのなかった状態の手掛かりも得られると思います。

これらの研究でわかったことを手掛かりにヒト自閉症の臨床心理的背景 (こころの理論の障害、weak central coherence, executive functionの障害)が生物学的にはどう説明できるかの解明を目指しています。
そのためにヒトを対象として近赤外線酸素モニター(光トポグラフィー)を用いた研究も行っています。
WISCなど心理検査バッテリーとも組み合わせ解明していきます。この領域に興味ある方も大歓迎です。

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