中井貴一さん主演の映画「柘榴坂の仇討」を視ました。
桜田門外の変で討たれた井伊直助の仇討の密命を受けた志村金吾(中井貴一)の話です。
みてよかったなと思ったのは、幕末明治維新と時代がじわーっと移り変わる様が改めて分かったことです。
つまり日本史で習った大政奉還・明治維新などの単語は知っていました。
しかし私の頭の中では、大政奉還がスパッと起き、明治維新がばぱっと訪れてと、私たち後世の人はそれに関わった人や年号をひたすら覚えてきたのがいまの私の日本史の知識です。。
でも実際は明治維新になって洋服着てる人の中にも紋付き袴履いてまげを結ってる人もいる、洋服着てても心は武士のままのひともいる。
明治維新になったらクラス替えみたいにシャッフルされて、いきなり江戸人と交代したと思ってました。
映画ではその辺の過渡期みたいなものが上手く描かれていました。
自分も明治維新のその界隈にいればもっとよく大政奉還とかわかるだろうなと思いました(「幕臣のおれたちいったいこの先どうしたらいいのか・・・」など)
現場にいなければわからないこと、たくさんあるんですね。
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