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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

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春からスタート、三重県の新しい少子化対策

2015年2月12日 江藤みちる

突然ですが、人口が減らないようにするには、一人の女性が生む子の数が2.07人は必要とされてます。。

日本は1975年にこの数字が2.0を下回り、2005年には1.26まで落ち込みました。
しかし2012年には1.41と回復してきました(三重県は1.49)。

『理想の子どもの数は2.5人だけど実際は1.6人、
20代の未婚者の9割が結婚を望むが50代の男性の未婚率が16%を超える』(みえ県民意識調査)

というように
現実にはその希望が叶えられていません。

三重県では、県民の希望がかなう「幸福実感日本一」を目指し、
三重県子ども・少子化対策計画(仮称)(平成27〜31年度)を立てました。

私も委員の一人として参画している県民会議が昨日開かれ、
春からの計画実行に向けて県、市町、県民が一丸となって取り組んでいこうと決意を新たにしました。

本計画では、ライフステージ毎に切れ目のない支援を行います。
具体的には、子どものライフプラン教育や貧困対策、若者の雇用対策や出逢いの支援、不妊支援や周産期医療体制充実、
地域子育て推進や男性育児参画、女性の就労やワークライフバランス推進など。
春には三重県から正式に発表される本計画に、ぜひご注目ください!

計画の推進には、全員の連携・協力と、PDCA(Plan, Do, Check, Act)が重要です。
ひとりひとりが声を上げること、行動を起こすことが、大きな流れの一歩となるのです。
待ってるだけ、愚痴をこぼすだけ、考えてるだけ、では変わりません。
豊かな人生、幸福な毎日を過ごすために、自分のため、他人のため、自分ができることをはじめてみませんか?
私も、解剖学の教員として教育や研究に携わるとともに、男女共同参画や少子化対策の活動が誰かの役に立てるよう、
できる限りがんばります!

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