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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

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演奏会“メサイア”を聴きに行って

2015年5月11日 成田正明

合唱団“三重バッハ”による演奏会“メサイア”を聴きに行かせてもらった。
三重バッハの団員でもある学内のある方(家庭医療学の秘書さんの西菜緒さん)からチケットを頂いたのである。
ありがたい。宗教音楽だ。
でもさて行くとなるとどういう格好で行ったらいいか、悩む。
悩んだ末、写真のような格好にした。自分ながらに考えた。宗教音楽だから黒のジャケット、ペイズリー柄のタイ、あと日曜だから下はデニムと。
ダメ出しが出るかもしれない。ま、それも勉強だ。

 それはともかく行ってよかった。
「天使にラブソングを」は大好きだったが、もともとメサイアはもとより宗教音楽というのは私には縁遠いものであった。
しかし親切に英語の歌詞が配られ、和訳がプロジェクターに映し出されている。
なのでよくわかった。
この歌詞はスペルはこうだが、実際はこう歌うわけか、など。
たとえは適切ではなく申し訳ないが、歌舞伎とかでも平易な日本語ではないのと一緒か。
いわんや英語の宗教音楽をや、である。

休憩をはさんで2時間半だったが、あっという間に終わった。
行かなかったのと比べると雲泥の違いだ。
ただ私のような素人では敬虔な方にはいささか失礼だったか
羊、血、復活、肉など独特の言葉も、なんとなくその大事さが分かった気になった。。

 ふと見ると前のほうに異国の若い方たちのお姿が。
あとで聞くとインドネシアから来られている留学生の方々のよう。
明るくふるまっているが母国を想い寂しいに違いない。

思えば私もアメリカ留学時代、セントルイスシンフォニーオーケストラに妻と行ったものだ。
日本を離れ数か月、英語に苦労していた私を見かねて妻が、「音楽には国境はないから」と。
だから彼らの気持ち、本当によくわかる。すごくよくわかる。
話しかけようとおもったが野暮なだけだと思い、やめた。

あんなに明るくふるまってる留学生さんたちを見て、三重バッハの方たちはいいお仕事をしているなと思った。
負けてはいられない。

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