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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

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和歌山県新宮市

2015年6月18日 成田正明

和歌山県新宮市で仕事をする機会を頂きました。県の枠を超えてのお仕事です。ありがたいことです。

三重県と和歌山県は熊野川を境に分け隔てられている。熊野川の向こうが新宮市だ。
県境手前までは、よく行かせて頂いている。
ごくたまに遊びで熊野川を渡って新宮や那智まで行くこともあった。
でもそれは遊びである。

今回お仕事での初めての新宮だ。
いよいよ三重県側から熊野川に掛かる大橋を渡った。
気分は高まる。
新宮市に到着だ。

新宮は昔から栄えた都市だ。
車で走っているだけでもおのずとそれが実感できる。
熊野速玉神社などである。
道路もきれいに整備されている。

指定の時間までしばらくあったので、ちょっと足を延ばしてみた。
紀伊勝浦駅。
一度見てみたかった。
その昔の寝台特急「紀伊」の終着駅だ。おのずと旅愁を誘う場所だ。
駅の列車発着案内には、名古屋行の「南紀」と、大阪行きの「くろしお」が並ぶ。列車ツーショットもあるらしい。そんなの見るだけで心臓が飛び出てきそうだ。こんなにはっきりした地点は他に無い。まさに分岐点だ。そしてその昔ここに東京行寝台特急「紀伊」の表示も並んでいたのか。考えるだけで張り裂けそうだ。もう何時間ここに立っててもいい。

とはいってもそうはしていられない。新宮へ向かった。

和歌山県のこのあたりは遠く平安の帝の行幸以来栄えた都市。そして江戸時代は紀伊徳川藩として御三家の一つとして栄えた。今でも海上交通の要衝であることは言うまでもない。
一方、三重県。お伊勢参りで江戸時代は年間1000万の人が訪れたらしい。サミットも開かれる。
このように三重県と和歌山県、さまざまな共通点がある。一方、両県は解決すべき課題も共通することが多い。過疎化、少子化、医師不足など。

そんな両都市で少しでも貢献できたらと思う。

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