先日のブログに江藤助教が、「8月6日のこと」としてアップしてくれました。
私も学生時代の6年間だけですが広島に住んでいました。
そのときはどうだったか。
あのときはまだ被爆された方もまだお若く、つい30数年前の話として伝え聞くことも多くありました。。
でも当時私はまだまだ受け手としてあまりに若く。。
その後社会人になりいろんな経験を少しづつ積んでいくなかで、そのひとつひとつの命、一瞬一瞬の叫びを、そのほんのほんの少しですが、立ち止まり時間をかけて想像していくようになってきました。
どういう気持ちでその日その時を過ごしたのか、五感を研ぎ澄ませて、当時の思いに近づきたいと思います。
先日NHKスペシャルで爆心地やや離れている御幸橋の1枚の白黒写真を、最新の技術で音声化・カラー化・動画で再現してありました。
すると物言わぬ白黒写真が途端に、姉らしき小さい女の子が真っ黒な赤ちゃんを抱いて「起きて、起きて、・・・」と必死に。まわりの人ははあはあと肩で息を。
たいへん恐ろしく戦慄を覚えました。
最新の技術に頼って初めてわかる、ではなく自分の頭で、そういう瞬間瞬間の音声化、動画化、カラー化をしていく感性が必要だと思いました。
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