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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

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東海道新幹線50年

2015年8月13日 成田正明

名神高速が50年を書いたのだから、バランス的に東海道新幹線50年も書かねばなるまい。
東海道新幹線は昭和39年(東京オリンピックのときオリンピック直前)に開通したので、昨年50年ということになる。

なので今回私なりに、50周年を記念して遅ればせながら新大阪から東京まで走破してみた。

実際は新神戸から乗った。
新神戸を出るとすぐトンネルで、5分ほどで抜けると左に伊丹空港が見える。管制塔も飛行機も見える。
ここから1994年アメリカに留学に飛び立ったのを思い出す。何の肩書も無しにである。医師免許など何の役に立たない。震災の5か月前だ。

と思ってる間に新大阪に到着。
当時と駅もだいぶ変わった。
写真(下の方に掲載)は昭和39年の新幹線開業直前の新大阪駅での私だ。
最近知ったのだが来ている服は母の手製らしい。知らなかった。母へのいろんな思いが去来する。

新大阪を出る。
つい最近(と言っても14−5年前?)まですぐ左に万博のエキスポランドのエキスポタワーが見えた。
いまは見えないが、頑張れば太陽の塔も見えるかもしれない。
いずれにしてもあのあたりに万博会場があり、当時新幹線もにぎわったらしい。

京都に着く。京都タワーがシンボルだったが見えない。

このあたり名神高速と平行に走る。
新幹線と名神というふたつの大動脈が並ぶ、高度経済時代の日本を支えた象徴的風景といえよう。
小松左京の「動脈列島」にもこの並走部分は有名だ。

米原通過。「まいはら」というらしい。在来線と駅の高さが一緒だ。在来線より山側あるのも珍しい。普通は海側が新幹線だ。
関ヶ原を抜ける。名神ほど地形を感じ入るほどではない。

岐阜羽島、あまり変わらない。

名古屋を出る。

舞阪という東海道線の駅を通過する。
私の、他人にあまり言えない特技に、「東海道本線と山陽本線の駅名全部言える」というのがある。
とっておきのかくし芸としていろんな場で披露したこともある技だ。
大変な思いをして覚えたが、「何の役にも立たない」とよく言われる。
しかしたとえば舞阪という駅を通過するのを窓から見ると、「あ、あと数分で浜松通過だな」と一瞬でわかる。
「島田家具」とかの看板を見たらもうすぐ静岡か、と。
人間GPSといえる。
眠りから覚めた隣に人にも感謝されたことがある。
自己肯定感と言える。

話が横にそれてしまったが、静岡あたりだ。
ときに昔覚えた駅にない駅がその後出来上がっていることもある。
東静岡とか。
「ああ、このあたりもだいぶ発展してきたんだな」とうれしく思う。

一方新幹線にも新富士という新駅もできた。

三島を通過しトンネルだ。熱海を通過。
アメリカ留学直前、日本さよなら旅行に妻ときた場所だ。

続きはまた書きたい。

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