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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

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街中ハロウィーン

2015年10月20日 成田正明

街はハロウィーン一色だ。
関連グッズの売り上げはバレンタインを抜いたらしい。

私もオレンジ色の箱に入ってるチョコとかを買わなきゃ、と某デパートに行った。
売り場中、あのオレンジで埋め尽くされている。
買わなきゃ、て感じになる。
こういう時「やっぱ自分も日本人だ」を実感する。

さてどれにしようと迷っていると、とある老舗和菓子店に、

「亥(い)の子餅あります。予約承ります。11月19日お渡し」

とある。
ん?亥の子餅って、もしやあの亥の子か?

すぐ横に
「十三夜の団子あります」とある。

え?十三夜って、あの十三夜か?
なぜピクッとくるか?
実は江戸検の試験直前だからだ。
3連敗中の江戸文化歴史検定(江戸検)が目の前に迫って今猛勉強中だからだ。
「亥の子」「十三夜」あたりは超ヤマのキーワードだ。

え〜一般の方もいらっしゃると思うので簡単にご説明致しますと、亥(い)の子は玄猪(げんちょ)ともいい、子だくさんで有名な亥(い)=猪(いのしし)にあやかるものだ。
旧暦で10月の猪(亥)の日は新暦では11月19日。
それで11月19日が「お渡し」の日のわけだ。

一方、十三夜は、9月の十五夜のひと月後(新暦で10月26日)で「後の月」ともいう。
十五夜を祝ったのに十三夜を祝わないのは「片月見」といってよくないらしい。
十三夜には餡(あん)なしの団子を食べる。十五夜は餡いり。

覚えないといけない。
これらは覚えるの大変だったが、いい復習になった。
これでもう絶対忘れることはない。

亥の子や十三夜もハロウィーンなみに盛り上げてくれればいいと思った。

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