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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

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残業ゼロならイクメン42% 20代既婚男性、民間調査(中日新聞)

2016年8月23日 江藤みちる

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016082201001819.html#print

そうそう、いまや、そういう時代なんですよ!!!

これは、消費者金融会社が行ったアンケート調査結果です。
http://www.smbc-cf.com/bincan-station/antenna/05.html
20代の働く男女、既婚&未婚を対象にしています。

20代のオフの過ごし方やお金の使い方についての質問、
「もしも残業ゼロになったら、いまよりもっと積極的にしたいことは何か?」

回答者全体では、「趣味を充実させたい」が1位で63%。
次いで「家事炊事」「習い事」「運動」「恋愛・結婚」と続きます。
「育児・子供の教育」は8位。ですが、既婚男性だけで見てみると、なんと2位!
多くの若いパパたちは、イクメンになりたいんだけど、残業のために、イクメンになれない、という現状がこの数字に如実に表れています。

中日新聞には、「長時間労働の是正が少子化対策の有効な一手となりそうだ」とありますが、
そんなのいまさら!分かり切った話でしょ、と思う。なりそうだ、ではなく、なります!間違いなく。
とにかく長時間労働を何とかしないと。日本は世界一の長時間労働国なのです。

私は教養教育「男女共同参画の基礎」でワークライフバランスの講義を毎年していますが、「自分は将来積極的に育児に関わりたい」という男子学生はとても多いです。 若い世代は「男は仕事・女は家庭」がかなり崩れてきていることを肌で感じます。

しかし、やりたい気持ちがあっても、実際のところ、
 「仕事が多すぎて残業の毎日で、時間が作れない」
 「上司や同僚の目もあるし、自分だけ早く帰るのは気が引ける」
というふうに、イクメンになれないパパはたくさんいるのでしょうね。

「働き方改革」は一人ではできません。
しかし、チーム単位、部署単位、会社単位で、少しづつ変えることは可能です!!!
だらだら働くのではなく、少しでも残業を減らして効率よく働くことができれば、会社としては残業代が減って、労働生産性もアップするし、社員はプライベートを充実させ、趣味もエンジョイできるイクメンになれます。
これぞ、ワークライフバランスです!

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