自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。
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ノーベル賞田中博士もここで
2017年5月2日 江藤みちる
週末、京都に行ってきました。
GWで気候も良く、たくさんの観光客でにぎわっておりました。今回訪れた場所はこちら。
島津製作所 創業記念資料館（写真）
島津は大手分析機器メーカー。研究室にある電子天秤は、いまは島津のものをつかっています。
島津製作所は京都に本社があります。その創業の地は、現在資料館となっています。
創業は明治８年。島津家は鋳物（仏具）を作っていました。初代・島津源蔵の家の近所に舎密局（＝理化学研究所）が出来、足しげく通ってこれからは科学の時代だ！と、理化学器械の製造を始めました。
先見の明があったのですね。
初代・源蔵は５５歳で急死し、息子が二代目・源蔵として後を継ぎました。二代目がまたすごい方で、学校にはほとんど行かなかったが、科学に興味をもって１６歳で誘導起電機を作ります。
Ｘ線写真撮影装置も、二代目・源蔵が研究・製造しました。レントゲンがＸ線を発見して、わずか１１か月後に日本で撮影に成功したのです！これには驚きました。
教育用の人体模型や哺乳類の標本の製造・販売も手掛けたそうです。これは知りませんでした。記念館には、簡素ではあるものの現在でも十分使えそうな、等身大の人体模型がありました。アシカ・ネコ・サルなどの上肢の骨格模型もありました。
それから、ノーベル賞化学賞を受賞された田中耕一さんも島津製作所。「タンパク質の質量分析に関する技術」ビデオでわかりやすく解説されていました。
こじんまりとした資料館ですが、京都を訪れた際には、ぜひ。科学（化学）好きにはオススメです。
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