大河原剛です。こんにちは。
乳幼児突然死症候群(SIDS)という疾患をご存知でしょうか。
SIDSは、今まで元気にしていた赤ちゃんが睡眠中に急に無呼吸状態に陥り、亡くなってしまう疾患で、その原因は未だにわかっていません。
私は、現在、妊娠中のウイルス感染が産まれてきた赤ちゃんのSIDS発症に関係するのか動物モデルを用いて研究しています。
最近の私の研究で、妊娠中のウイルス感染が産まれてきた赤ちゃんのSIDS発症に関与する可能性があることを日本SIDS・乳幼児突然死予防学会の学会誌に発表(2016年12月)しました。
また、妊娠中のウイルス感染が産まれてきた赤ちゃんの呼吸能にも影響を与えることを明らかにし、第23回日本SIDS・乳幼児突然死予防学会学術集会(2017年3月三重県津市)で報告しました。
研究を進めることで、一刻も早くSIDSの原因を究明し、不幸にして突然亡くなる赤ちゃんがいなくなることを私は心から願っています。
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