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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

リニューアル!平成・令和 リレーブログ

オンラインだからできること

2020年10月6日 江藤みちる

こんにちは、江藤です。

10月になり、研究室研修が始まりました。今年も研究室に新しい学生がやってきました。
とはいえコロナウイルス感染予防のため、今年はオンラインが中心です。
オンラインでは、直接会って話もできないし、困ることが多いかと思いきや、
逆に、今現在は、オンラインだからこそ良い点もあるのです。
今日はオンラインならではのことを2つご紹介します。

1つは、オンラインホワイトボード「miro」です。
通常はミーティングでホワイトボードを使ってみんなの意見をまとめたり、
模造紙にマジックや付箋を貼ってブレインストーミング(アイデア出し、整理)をしたりしますが、
これをオンラインで、「複数人で同時に共同作業ができる」という優れたツールなのです!

リアルなホワイトボードや模造紙は大きさに限界があるけれど、miroのサイズは無限大。
描きたい方向にどこまでも広げていくことができます。
紙や付箋紙を消費することもないので、とってもエコ。
他の人を邪魔することがなく、また他の人の動きもわかるので、同時に作業している実感があります。
使用にあたり、アカウントを作成する必要がありますが、無料で出来ることも多いです。
今回、研究室研修で使ってみましたが、操作性も良く、学生の皆さんもスムーズに使えました。
こんな感じ↓

オンラインでブレインストーミングしたい人にはおすすめです!

もう1つは、オンライン開催の学会参加のススメ。
今年の学会はほとんどがオンラインでの開催に切り替えられています。
東日本大震災のときにも学会が中止になったりしましたが、その時は誌上開催として冊子の要旨を読むだけでした。
今年は、多くの学会が対面での集まりは中止にしていますが、そのかわりにライブ配信やオンデマンド配信などを行っています。
参加人数の規模にもよりますが、質疑応答も可能である場合が多いです。
オンライン学会ならば、宿泊費や交通費が不要で遠方に行く時間を作ることもなく、自宅からでも参加できるので、
とても気軽に参加でることから、敷居が凄く下がったのです!
もちろん参加費は必要なのですが、ここで朗報。

学生はタダで参加できるんです!(という学会が多い)
もちろん学生証や在学証明書など何らかの書類の提出を求められますが。
お金がかからず、最新の研究発表をみれたり、直接質問できたりするんです。すごいいい機会ですよ!!!

このオンライン学会スタイル、いつまで続くか分かりません。
コロナが収束したらなくなるのでしょうか。
参加しやすいというメリットもあるので、今後は併用していく学会もあるのでは。
学生の皆さんにはこの機会にぜひ学会に気軽に参加してほしいなと思います。
将来の診療科選択で迷っているあなた。学生のうちに、いろんな学会を覗いてみては? きっと新しい出会いがありますよ♪

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