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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

リニューアル!平成・令和 リレーブログ

医師の多様な働き方を支えるハンドブックが日医から発刊!

2021年9月17日 江藤みちる

こんにちは、江藤です。今回は、新しい冊子のご紹介です。

「医師の多様な働き方を支えるハンドブック」
日本医師会 女性医師支援センターが今年2021年に発刊しました。

現在、日本の15-64歳人口は減少傾向にありますが、就業者数や労働力人口(就業者と完全失業者の合計)は増加傾向です。

出典:令和2年版 厚生労働白書

それだけ、働いているひとが増えているということ。
働いているひとのなかには、いろいろな人がいます。男、女、妊婦、育児中の父・母、病気の人、障がい者、、、
そして、未来は誰にも分からない。いつ、結婚するのか、いつ、子どもを授かるのか、いつ、病気になるのか。
このような人生のできごとが起きても働きたい人が働けるように、多様な働き方が求められています。
そして柔軟な働き方が叶うように、国も、企業も、変わってきています。

とはいっても、自分には(まだ)関係ないからいいや、と思ってしまいがち。
いざ、直面して初めて「どうしたらいいんだろう?」と困ることがしばしば。
あらかじめ知っていれば、対策も立てれたのに。心理的な負担が減ったのに。
これは、一般企業のサラリーマンも、医師も、いっしょです。
いざというときのための医師のためのハンドブックが、ついに、できました!

内容は、
(1)社会人として働くうえでの基本的な知識→これは社会人として常識。給与明細の見方はすぐ使える知識!
(2)勤務医として働くうえで必要な知識→ここが重要!医師特有の問題がありますから。
(3)出産・育児に関して直面する課題と支える制度→医師ならではの保活の苦労や復職のことまで。
と、コンパクトにまとめられています。

医師のワークライフバランスに関する冊子は、都道府県医師会などで作っているところもありますが、
日本医師会が作ってくれた、というところが良いですね!
学生は、ぜひご一読いただいて自分のキャリアプランの参考に。
若手の医師にとっては、すぐに役立つ知識が満載。
ベテランの医師は、自分が若いころとは違う、「今の」医師が直面する課題や制度を知っていただき、
よりよい医療を提供するための良い職場環境づくりにお役立ていただきたいと思います。

下記リンクからダウンロードできます。ぜひお読みください!

医師の多様な働き方を支えるハンドブック

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