成田です。三重県に来て15年になりますが、なぜ三重県のことを三重というのか謎でした。
廃藩置県の時、紀州国が和歌山県、大和国が奈良県、摂津国が兵庫県とかわりました。
藩の名前を踏襲しないようにという新政府の気概が伝わります(長崎とかの例外はありますが)。
たいてい新しい県庁所在地の地名を持ってくるようで、和歌山や兵庫、茨城もそうです。
のちに三重にも菰野のほうに「三重郡」というのがあると知り、そこからかなあと思ってました。
しばらく忘れていましたが、10/21のNHKで「日本人のおなまえ」があり、
この日は三重県特集でして、「三重の由来」の話になり、
やはり菰野のほうの三重由来だということで、やっぱりとおもいました。
あとで三重県のHPをみると、
「明治5年3月に安濃津県の県庁所在地が津から三重郡四日市に移されたとき、
郡の名前を取ってそれまでの「安濃津県」から「三重県」に改称され」とありました。
さらに三重とはなにか、さんじゅう?か、についても、
『古事記』に倭健命(やまとたけるのみこと)は東国平定の長い戦からの帰途、
桑名から能褒野(のぼの=今の亀山あたり)へ向かう途中、
しだいに弱ってきた命は「わが足三重のまかりなして、いと疲れたり」と語り、
以後その地を三重と呼んだということです。とあり、
番組でもその帰途の急な坂道(杖衝坂)で足が痛くなる様子をやってました。
番組ではほかにも「あこぎ」とか、「関の山」とかもやってました。
もう少し極めてみたいと思います。
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