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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

リニューアル!平成・令和 リレーブログ

自分にあった勉強法

2021年10月26日 江藤みちる

成田先生の「つぶやき英語をみて」をうけて。

私は中学のころから英語が苦手で、大学入試もセンター試験でなんとか突破した類です。
とはいえいまの世の中では必要不可欠とされる英語、いまだに苦労しています。
どうしてこんなに英語が苦手なんだろうと考えました。
特にヒアリング、スピーキングがダメなのです。
好きな洋楽の歌詞で覚える、とかできたら良かったのですが、そういった経験もなく。

そこで気づきました。「耳からの学習が苦手なのでは?」と。

VARK、聞いたことありますか?
Visual, Auditory, Read, Kinestheticの頭文字で、
視覚的、聴覚的、読み書き、運動感覚のどの学習法が自分に向いているか、
という学習方法の分析の一つです。

私は、とにかく、書籍が好きです。
この研究室リレーブログでも、幾度となく本を紹介しています。
本屋に行ってパラパラとページをめくり、
この図は理解しやすい!と思ったら、手元に置いておきたくなります。
そして新しく学ぼうと思ったら紙やノートにひたすら書いていく。
書いていくことで頭の中が整理されていく感じがします。
ゆえに自分の机の周りにはノートや紙や本が積まれています…

一方、聴くことに関しては、音楽が趣味なので得意そうと思いきや、
ほぼ絶対音感はあるのでメロディーは再現できるものの、
和音になると分からなくなってしまいます。
英語のL/Rの聞き分けも苦手。
音声認識がうまくいかないことも以前から多く、
前の車のカーナビで「近くのローソン」を何度トライしても認識してもらえない、
脳トレのゲームで「あか」「あお」はOKなのに「きいろ」がどうしても認識されない、
など、いろいろ苦労してきました。
これは、うまく聞き取れないから、うまく真似することができず、発音が改良できない、
ということに陥ってしまうのです。

VARKはウェブサイトで調べることができます。→こちらから VARKアンケート

私のスコアは、見る10、聞く5、読み書き9、運動感覚6となり、
案の定、見る&読み書きのスコアが高く出ました。
これまでの自分の学習方法は自分に合っていた、ということになります。
最近はYoutubeでの学習も好きですが、人物が喋っているだけよりも、
図やイラストでわかりやすいものがやっぱり好きですね。

英語学習も自分に合った方法を模索し、学習を続けていきたいと思います。

皆さんも自分にあった勉強方法、一度調べてみてはいかがでしょうか。

 (注:VARKは本当に学習効果を高めるのかに関しては疑問視する声もあり、参考程度にしてください。
   しかし、いろいろな学習方法の組み合わせは学習効果を高めます。
   特に、興味を持つことは学習効果を大きく高めるので、
   興味を持つための情報収集にVARKは役立つと思われます。)

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