本文へスキップ

自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

リニューアル!平成・令和 リレーブログ

国際女性デー・ミモザの日

2022年3月8日 江藤みちる

今日は3月8日。国際女性デーです。
1975年(国際婦人年)に国連が定め、毎年、女性の社会参加と地位向上を訴えています。

ジェンダーギャップ指数、聞いたことがあると思います。
世界経済フォーラム(WEF)が政治・経済・教育・健康の4分野で各国の女性の地位を分析し、毎年3月に発表しています。
2022年のデータも、今月末には発表されることでしょう。現時点での最新データは2021年のもの。
ジェンダー・ギャップ・レポート 2021
日本は総合順位で156か国中120位。教育、健康に関して男女のギャップは無いが、政治(147位)、経済(117位)でのギャップが目立ちます。

今朝の中日新聞には、上智大学・三浦まり先生たちの「地域からジェンダー平等研究会」が都道府県別のジェンダーギャップ指数を算出したことが掲載されていました。
算出方法は、上記WEFと同じく、教育・健康・政治・経済の4分野に関して分析したとのこと。
中日新聞には、東海3県について分析コメントがありました。以下に引用します。

三重県は、47都道府県中、政治分野13位。市町議会に女性が多い。
経済分野は46位。フルタイムの仕事に従事する男女間賃金格差は全国トップ。フルタイム勤務の女性割合も低い。
近隣の愛知県・岐阜県もフルタイムで働く女性割合が低い。

三重県ではたらく女性にはパートが多いという話は知っていましたが、東海三県ともなのですね。地域性でしょうか。
三重県のフルタイム男女間賃金格差の全国1位は驚きでした。
正規・非正規の違い、管理職の割合、業種・職種の違い、などが影響しているのかもしれません。
要因をはっきりさせ、不合理であれば賃金格差は是正していかねばなりません。

2019年から順次施行されている働き方改革関連法では、
【長時間労働の見直し】
・時間外労働の上限規制
・勤務間インターバル(休息時間の確保)
・年次有給休暇の確実な取得
【不合理な待遇の是正】
・同一労働同一賃金(同じ職務内容であれば正規・非正規を問わず同一の賃金を支給)
などが行われています。
早期の格差是正を望みます。

そして今日3月8日は、イタリアでは「ミモザの日」でもあります。
ミモザの花が咲き始める時期で、日ごろの感謝を込めて女性にミモザの花を贈るのだそうです。
今日の「国際女性デー」に合わせて多くのイベントが行われていますが、
ミモザの花やミモザイエローをイメージカラーにしているものも多く目にします。

身近でミモザの花を見かけることはなかなかないですが、
ゆで卵で食卓にミモザの花を咲かせてみてはいかがでしょうか?
今朝、私がつくった、簡単ミモザサラダです。

黄身と白身を分けて、それぞれザルで細かく潰し、ゆでたブロッコリーにのせただけ。とても簡単ですよ。

3月となり、徐々に春らしくなってきています。
黄色は元気いっぱいの色。明るく、生き生きと過ごしていきたいものですね。

ブログトップに戻る

バナースペース

三重大学 発生再生医学研究分野

〒514-8507
三重県津市江戸橋2-174

TEL 059-232-1111 内線6328
FAX 059-232-8031