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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

リニューアル!平成・令和 リレーブログ

あごの下のこむらがえり

2022年4月8日 江藤みちる

昨日バスの中であくびをした直後に、顎の下が突然痛くなりました。
ピキーンとした痛みで数秒にわたって続き、その間はこらえるのに必死。
しばらくしたらおさまり、少し違和感が残るものの、声も問題なく出せました。

これは顎の下の筋肉の「こむらがえり」らしいです。

こむらは漢字で書くと腓。ふくらはぎ、のことです。
寝ていて突然足がつる経験は皆さんあると思います。
有痛性筋痙攣と言い、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が多いですが、
ふくらはぎに限らず、他の筋肉でも起こりえます。
筋肉が脳から指令を受けて収縮・弛緩を行いますが、
その調節がうまくいかないと収縮したままで痙攣状態となり、痛みを感じます。
筋肉疲労や、ミネラル不足、冷えや脱水が原因と言われます。

今回の私のケース、痛みを感じた場所からすると「舌骨上筋群」のようです。
顎舌骨筋、顎二腹筋、あたりでしょうか。

(出典:人体の正常構造と機能(日本医事新報社)) 

舌骨というU字型の骨があり、飲み込み(嚥下)などのどの運動にかかわっていますが、
舌骨は舌骨上筋群で下顎骨や頭蓋骨と、舌骨下筋群で胸骨や肩甲骨とつながっています。
舌骨上筋群には顎舌骨筋・顎二腹筋・茎突舌骨筋・オトガイ舌骨筋などがあり、
口を開けたり、嚥下のときの舌骨の引き上げに関わります。

急に大あくびをしたから、舌骨上筋群がびっくりしたんですね。
あくびはほどほどにして、しっかり水分を取ろうと思います。

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