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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

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江藤みちる助教の論文がActa Histochemicaにアクセプトになりました (H29.10.24) 。頚動脈小体に関する論文が組織学専門誌「Acta Histochemica」に掲載されることが決まりました(筆頭著者:江藤みちる)。 頚動脈小体は頚動脈の分岐の根元にあり、大きさは米粒ほどです。血液中の酸素や二酸化炭素の濃度、そして血液のpHを検知する「呼吸の化学受容器」と言われるほど重要な役割を担っていますが、はっきり分かっていることはあまりありません。 今回私たちはラットの頚動脈小体を調べ、頚動脈小体はニューロン様細胞とグリア様細胞の二種類からなることを改めて確認し、このうちニューロン様細胞に、「マンセリン」という特殊な神経ペプチドが存在することを発見しました。 マンセリンは分泌機能のほか、ストレス反応にも関わっていることがわかっています。マンセリンは頚動脈小体では呼吸を調節する機能に関係しているのかもしれません。

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