自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。
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10月6日（日）津市アストプラザにて、医療職を目指す学生（高校生、大学生など）向けのセミナー、 三重県主催「みえ地域医療メディカルスクール 女性も男性も働きやすい地域医療セミナー」が開催されました。
まず、基調講演として、岡山大学の片岡仁美先生が地域医療や女性医師支援について動画も交えながらお話してくださいました。
また、三重県では全国初の取組「女性が働きやすい医療機関 認証制度」が平成２７年度から始まっています。 三重県医師会の今野信太郎先生がその概要を説明され、実際に認証を受けた病院のうち、伊勢赤十字病院と岡波総合病院から実例が紹介されました。
そのあと、「地域でのキャリア形成」「女性医師のライフステージ」「女性看護師のライフステージ」「男性看護師の働き方と現場でのニーズ」の４つに分かれて座談会が行われ、 学生からの率直な疑問についてファシリテーターやアドバイザーの先生がご経験を交えながら答えられていました。
最後に参加者全体で各分科会からの報告を共有しました。各分科会では、以下のような話題がありました。
・地域医療…離島診療所と大学病院との違いやどんな医師が望まれるか、主治医としての役割。 ・女性医師…出産のタイミングなど、自分で計画的にプランを立てておくと「こんなはずでは」とならない。自分の思い込み、決めつけで制限しないように。 ・女性看護師…大学で何を学ぶのか、大学院にいくタイミングと研究内容。 ・男性看護師…以前よりは、男性看護師の認知度は上がってきた。物理的環境（男性トイレ、ロッカー）などは解消されてきた。女性に気を遣う、キャリアモデルが少ない、相談できず孤立する。
男性看護師が抱えている問題は、女性医師が抱えている問題と似ています。いずれも、マイノリティであることから引き起こされている問題です。 医師・看護師の両方の立場からの意見が聞けたことで、医師・看護師の両者に有益であったと思います。 学生のみなさんにとっても、将来の自分の仕事やライフプランを考える上で、非常に有意義だったのではないでしょうか。
（報告：江藤）
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