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自閉症、ASD等の発達障害解明の研究を行っています。

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毎年、日本医師会・三重県医師会の主催で行われている、
医学生・研修医等をサポートするための会が、2025年12月17日に開催されました。

今年のテーマは、「働き方改革とDEI」。
開会あいさつの後、まず分子生理学教授の坂東泰子先生から、
DEI(Diversity, Equity and Inclusion)についてお話いただきました。

その後、東洋軒の美味しいケータリングをいただきながら
各グループごとにお話していただきました。

会の途中では、江藤から「働き方改革」についてお話させていただきました。
「医師の働き方改革」では、時間外労働の上限規制が設けられました。
医師の長時間労働や少子化に伴う医療の担い手の減少を解消するためです。
2024年4月に法施行され、1年半が経過しました。
法律によって、実際のところ現場はどうなったのか、
各種調査報告書や医師へのアンケートの意見を一部紹介しました。

医療機関は一部の診療科の縮小、費用の増加が見られます。
地域医療への影響はいまのところ少ないですが、今後大きくなってくる可能性があります
現場で働いている医師からは
・研修医の労働時間が短縮
・中堅医師への業務過多
・勤務時間を研鑽や休憩扱いにする「付け控え」「隠れ残業」
・家族との時間はやや増加
・収入はやや〜大幅減少
・研究時間が減少
といった意見が聞かれています。
(日本外科学会、日本消化器外科学会、日経メディカル、リクルートメディカルキャリアなどのアンケートから)

医師の本音としては、
働きにくくなった、仕事のストレスは増えた、
働き方改革には満足していない、
時間だけ規制されて、仕事の量と質は変わっていない、など。

このあと、グループでは、 研修医の先生は、「守られているのはありがたいけど、本当はもっと働きたい」
指導医の先生は、「初期研修が終わったら急にしんどくなるのではないか」
「昔は仕事量も少なかったが、いまは量も多いし、サービス業」
「患者にも理解してもらう必要がある」など率直な意見を共有いただきました。

「医師の働き方改革」は、道半ば。いまはまだ、不満が続出しています。
どうしたらみんなにとって働きやすくなるのでしょうか。
それぞれの立場やライフスタイルを尊重し、希望する働き方ができることが理想ですが
これから徐々に調整していくことになるのでしょう。
そのためには希望をしっかりいえる関係性が重要です。
今回の会も、そのひとつになったのではないでしょうか。

来年はもっとたくさんの学生や研修医が参加してくれることを期待します。(江藤)

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