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2003/10/02〜

日本DIC研究会のホームページ

更新履歴
2003/10/02 初公開
 
日本DIC研究会の発足について
 厚生省のDIC診断基準が作成されたことにより、日本ではDICの概念が広く普及し、DIC研究・治療の比較検討が容易になり、日本のDIC研究は世界でトップクラスと評価されています。
  しかし、厚生省のDIC診断基準は悪性腫瘍を主体にした診断基準であり、作成時から15年以上も経過してしまいました。この間に、DIC基礎疾患である敗血症・外傷・火傷などの救命率が向上し、敗血症や外傷によるDICの診断が重要となり、SIRSという新しい概念も出てまいりました。また、種々の新しい検査法が開発され、これらをDIC診断に導入する必要もでてきました。外科系や集中治療部からはより簡易な診断基準を求める声も出ています。また、国際血栓止血学会のSSCミーテングでも新しい診断基準作成の動きが出ています。
  以上の理由から、DICの診断・治療に対する関心が高まってまいりました。このような国内外での動きの中で、平成11年3月東京、同年11月宇都宮、平成12年3月福岡にて、計3回の世話人会が開かれました。世話人会では、以下の様な議論がなされ、以下の5つの活動方針により日本DIC研究会を発足させることが決まりました。
 
活動方針
1) 新しいDICの診断基準を作る。
2) DICの啓蒙・研究・勉強を行う。
3) 新しいDIC治療法の提案を行う。
4) 多施設にてClinical Studyをして、客観的なDICのdataを提供する。
5) DICの検査法の確立・標準化を行う。
 

連絡先:事務局
〒514-8507 三重県津市江戸橋2-174 三重大学医学部臨床検査医学 和田英夫
Tel: 059-232-1111 Fax: 059-231-5204
e-mail: wadahide@clin.medic.mie-u.ac.jp